ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

Kudan(株)【4425】の掲示板 2021/12/22〜2022/01/10

[サンフランシスコ 4日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディア<NVDA.O>のアリ・カニ副社長は4日、家電IT見本市「CES」で、自動運転プラットフォーム「ドライブ」を中国の複数の電気自動車(EV)メーカーに供給する契約を結んだと発表した。
米EV大手テスラ<TSLA.O>が開拓した、ソフトウエア技術を車の心臓部とする車作りを中国の自動車各社が追求し、テスラから顧客を奪おうとする動きに乗じる。
カニ氏が契約先として列挙したのはポールスターや小鵬汽車(シャオペン)<9868.HK>、上海蔚来汽車(NIO)<NIO.N>、智己汽車(IMモーターズ)、理想汽車(リ・オート)<2015.HK>、飛凡汽車(Rオート)など。自動車部品や製造請負のディセイやフレックス、広達電脳(クアンタ)<PWR.N>、バレオ<VLOF.PA>、ZFにも供給する。
エヌビディアの現在の中核事業はデータ加工センターやビデオゲーム機器向け半導体で、推定年商260億ドル強のうち自動車関連事業は小さな部分にすぎない。同事業を拡大する上で中国のEV部門は極めて重要になる。同社はこれまでに、向こう6年の自動車関連の受注を80億ドル規模としていた。
ただ、エヌビディアはこうした戦略を進める上で米中間の緊張や、中国で車が収集したデータを国外に持ち出すことを実質的に禁じる中国当局の規制をくぐり抜ける必要がある。エヌビディアの別の幹部は、こうした問題を回避するため中国のパートナーや中国のデータセンターを使うと説明した。