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Kudan(株)【4425】の掲示板 2020/10/24〜2020/11/09

Event-based 3D SLAM、調べれば調べる程ヤバイですね。
2014 Daniel Cremers
Event-based 3D SLAM with a depth augmented dynamic vision sensor
2015/1/27
Qualcomm Augmented Reality Lecture Series:
Visual SLAM with an Event-based Camera
2020/2/19
Sony and Prophesee Develop a Stacked Event-Based Vision Sensor with the Industry’s Smallest Pixels and Highest HDR Performance

やっと本当のartificial perceptionを名乗れる日が来ますね。当然確定的な情報は出ていませんが、上記ソースはある程度の参考にはなるでしょう。
先進企業ですらSLAMを理解しているとは限らず、のべつ幕なしに提携すれば良いという訳では当然なく、自社でSLAM研究をしている企業に選んでもらうところに真の価値があります。その意味で既にEvent-based SLAMの知識を持つ上記二社との提携には一段上の説得力があると考えます。
kudanのプレステージは、破壊的な技術力なはず。ノーベル賞受賞者を上回るh-index有すクレマーズ教授をわざわざ引っ張ってきておいて、単に器用にSLAMを書けますというレベルに終わるのであれば詐欺と言われても仕方ないでしょう。なので技術も安定してきたこの時期に何故6億もの研究費を新たに計上したのか、個人的には違和感甚しく、かなり訝しんでいました。
ちなみにQualcommのソースは、宿敵SLAMcoreのAndrew Davison教授がレクチャーされたもので、その中ではしっかりとクレマーズ教授の論文が引用されています。敵ながら流石にcatch upしてきてますね。その他、研究機関ではZurich大学がライバルか。
Event-based SLAMは、ultimate SLAMと形容するグループもあり、もし商用化で先んじる事ができれば、充分に優位に立てるどころか、あっさりと雌雄を決し兼ねない強烈なインパクトを持ちます。kudanが本気でAP専業独立企業と名乗りたいのであれば避けては通れない道でしょう。今回、決算資料として公に宣言したのですから、しっかりと実現してもらいたいものです。キープレーヤーはProphesee社、そのカメラセンサー担当はsony。kudanはどう関わっているのか。
これまでのニュースリリースとは全く別次元の内容、重要性であり、今後の動向について引き続き注視、報告して参ります。