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(株)ニーズウェル【3992】の掲示板 2019/08/15〜2020/02/12

8期連続の増収、増益。同時に今期の年間配当は前期比2.5円増の16円に増配と発表された、その翌日、翌々日ともに下げるという珍事。
この原因は那辺にあるのか、例によって、原因分析をしてみました。
そこでわかったことは、企業の収益力を示すROE(自己資本利益率)が過去3年連続(24.8%→20.2%→18.8%)で低下している。即ち、会社が株主から預かっている資本を効率的に運用できていないということです。
また、株が割安かどうかを知る指標「PBR」も過去3年(2.8%→1.6→3.0)でみても上昇。勿論、2018年12月末に分割があり、間がないことから、今期の数値は若干、やむを得ないものがある。
ただ、知能指数上位2%以上の中原亮太氏は「好決算発表後にあまり上がらない株」としてPBR3%以上の株を上げているので珍事の一つの原因であるのは間違いないだろう。
しかも、今ひとつ、PERでみても過去3年(6.1→8.26→17.1)で上昇している。言うまでもないが、その全てが株主の投資物差しとなるので、早急に対策を取らねばならない。が、私が言うまでもなく、最もベストな方法としては増配と自社株買いが挙げられるだろう。ただ、この会社は株価対策に関心が薄いのか、現在、自社株買いはゼロである。
勿論、自社株買いの功罪は色々あると思うが、全く関心がないというのも稀有なこと。ホルダーの株価期待に答えるためにも是非、検討していただきたいものである。

  • >>490

    PBRが3倍以上と高くて、ROEが20%近辺と高い水準にあるので、
    対前年比で20%レベルの利益成長率を保てないとROEは徐々に下落します。

    なので、徐々に下がってくるのは自然なことでしょう。

    ROAが急速に低下しているなら、投下資金全体の利益率悪化で問題ですが、
    総資産の伸び率は高くなくてROAは二桁水準を保ち悪化していません。

    このように、ROEも10%台後半で、ROAも二桁を保っているので、
    資本を効率的に運用できていないとは言えません。

    また、PBRが3倍を超えた状況での自社株買いをして焼却した場合には、
    自己資本を棄損する形になるので経営の安定性を低下させるので、
    良いこととは思えません。

    従って、手堅い収益力と成長性などについて、
    もっと積極的にアピールするIRの強化こそ王道と思います。