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俺はもともと一家ダイニングのホルダーで、そこに嫌がらせに来てたポチに対抗する形でここに全く興味もなく訪れた。ところが「スレに書き込む以上企業のこともちゃんと調べて書こう」と軽く有報見たら、ぱっと見画像認識系AIレジの企業だったのにそうではなく、実はコンサルと「ソリューション」なるサービスが主力の企業だった。

驚いたね俺は。だって、地銀のシステムに画像認識なんかいらんし、バッチ処理に画像なんて一切出てこない。つーかそもそも、金融と画像って一番縁遠いくらいの話じゃん。何故、そこに手を出した????AIレジを成功させても、既存顧客の誰一人利益を得ない。AIレジの研究開発は、既存事業におよそほとんど貢献しないだろう。

先日述べた株価50倍期待のディップが今年の春暴落したのは、バーイトするならバイトルアープリから今後AI/RPAに注力ので今期減益になるという発表が理由だった。低スキル労働がRPAに置き換わり、ビジネスがAIによって塗り替えられて行くプロセスで、自らの事業フィールドの変遷に合わせてた事業ポートフォリオの構築だ。減益がネガティブサプライズ過ぎて2割とか暴落したが、戦略としては極めて、極めて正しい。既存の営業基盤にまるごと乗っけられる新規事業であり、この世の「労働」や「事業」の変遷を見据えた光る一手だ。

自分には、ディップがAI/RPAに事業領域を広げることは、後発にもかかわらず老舗anを駆逐したその卓越した経営力の発露と判断できる。自らのビジネスフィールドを俯瞰し、確実な未来を前提とし、いちはやく手を打った形だ。

さて、サインポストが同様画像認識AIレジに進んだ理由はなんだ?何故無人レジ?コンビニが困ってる?それ銀行のソリューション屋に関係ある?特にIT系の事業において、現在は「コペルニクス的転換」レベルの環境変化が起きようとしている。何故、既存事業と無関係な新規事業を起こした。そのリソースは、本来既存事業の強化に使うべきではなかったのか。Hadoopとかやってんのか?リバースエンジニアリングでシステムまるごと最新のアーキテクチャに置き換えて飛躍的コスト削減がはかれるサービスとか開発せんのか。何でAIレジなんだ。

これでも基本的に38歳から20年弱、トップはやったことないもののずっと経営陣のひとりとして、数社の企業価値最大化に取り組んできたわけだが、正直サインポストのこのAIレジへの進出は、自分の目からは「出鱈目な経営」に見える。別のきっつい言い方をしてみよう。経営による自殺だ。AIレジはおそらく爆死する。株価もそうだが、それ以上にこの、IT世界の激変の時期におろそかにした(イノベーション事業に咲リソース割いたせいで)既存事業が、今後致命的な問題を発生させると見ている。

逆に潜在コンペティターからしたら、このようなビッグチャンスに、現在のプレーヤーが旧態依然たる古いアーキテクチャと機器を前提に展開していることを、前述のとおり参戦してくる可能性がある。古いITは事実上の巨額コスト発生装置だ。日本全体で刷新が急務ななか、地銀だけが旧態依然たるシステムを統合させて生き延びれるほど甘い世界ではない。