ＥＮＥＣＨＡＮＧＥ(株)【4169】の掲示板 2023/01/05〜2023/01/14

>>1027

需要面では、
EVシフトが予想よりかなり速いペースで進んでいる、欧米でのバッテリー生産拡大に向けて多くのプロジェクトが進んでいる、多くの蓄電池メーカー、自動車メーカーが10年先といるレベルでのリチウム確保に動いている。

供給面では、
リチウム生産の特性上、供給量を増やすのには時間がかかる(埋蔵量の多くを占める南米の塩湖からの生産は水を乾燥させる工程だけで1年かかるようなレベル)。

よって、一時的に価格が高騰するのは不可避ですが、現在供給量を増やしている段階で、実際に既にピークは過ぎていますし、今後も下がる予想が多いです(下がりかたの予想は様々ですが)。今後も上げ続けるという予想は見たことないです。

個人的にはボリビアでの生産が進む状況になれば(難しいと思いますが)、一気に価格が落ち着く可能性があると見ています。


また、現在蓄電池の供給が寡占状態となっており、(実際は不明ですが)材料の高騰を製品価格に転嫁しやすく
なっています。
前述した通り、多くの蓄電池生産プロジェクトが立ち上がっていますので、蓄電池メーカー間での価格競争が進み車両価格を下げる要因になるはずです。

今の価格でも、BYDは100万円台(予想)のBEVを出そうとしていますし、価格面でのガソリン車に対する不利はどんどん縮まってきています。

トヨタの考えが何を言いたいのかよく分かりませんが、トヨタ通商を通じて10年先のリチウムを確保していますし、アルゼンチンでのリチウム生産にも乗り出しています。