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(株)アスタリスク【6522】の掲示板 2022/05/11〜2022/06/22

米雇用統計やISM製造業景況感で右往左往していた頃が懐かしい。経済指標にも人気の高低や浮沈がある。逆に言えば「絶対の経済指標などない」ということ。脚光と日陰の繰り返しだ。でも個別銘柄の個性と未来像は一貫していると考える。

「モノ認識」と「モバイル」のアスタリスク(6522)は「画像認識」や「バーコード」、「RFID」(非接触の自動読み書き技術)、「センサー」などの技術を駆使した「モノ認識」と、スマートデバイスなどの「モバイル」とを活用。多種多様な業態にDX(デジタルトランスフォーメーション)の笑顔を咲かせている。

工場で、店頭で、病院で、幅広いフィールドで、画像認識やバーコード・RFIDといった、モノ認識は業務改革に貢献している。バーコードは今や身の回りに日常的にある存在。それを読み取るバーコードリーダーは従来専用機器だったが、ここにスマホを取り入れたのが同社の優位性。大きな拡大は見込まれないが、大きな縮小も見込まれない市場だ。

 RFIDリーダー/ライター市場は直近75億円程度の市場だが今後、RFIDタグの低価格化をきっかけに、導入業界の拡大、市場規模の拡大が見込まれる。

赤外線通信リーダーは自動販売機業界向けのリーダー。新規の自動販売機には通信機能が搭載され、リーダーが不要になる可能性がある。置き換え完了までの期間は20年間。多分野で既存製品の拡販と新製品の開発・投入が進んでいる。

 AsReader事業は新製品・サービスが中核で画像認識技術を生かした新製品の投入が拡大。

画像認識ソリューション分野では開発研究の深耕を進め実社会への応用を追求。顧客の「したい!」を実現することが目標。製品開発会社ならではのきめ細かな開発、保守メンテナンスサービスを拡大。その先にあるのが欧米などの海外市場だ。

 業績は好調。今8月期売上高は25.08億円(前期比39.9%増)、営業利益3.87億円(同71.1%増)の見通し。

 昨年10月公開後の11月高値は6600円台(株式分割換算後)。直近は1000円台後半での推移。「あしたをつくるアスタリスク」だからこそ上場来高値更新から5ケタへの道のりはそう遠くないとみる。