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クリングルファーマ(株)【4884】の掲示板 2024/04/16〜2024/05/18

今回、声帯瘢痕の治験施設で追加された山王メディカルセンターは、過去、クリングルの治験を行ったことのない施設です。

このタイミングで追加となった背景は、恐らく、山王メディカルセンターの医師がクリングルの1/2相試験の結果を見て、そのあまりの効果の高さに感銘を受けて、クリングルの方に治験施設の追加を依頼したのだと思われます。

■声帯瘢痕1/2相の有効性指標
①VHI-10(被験者による主観的評価)
8週、12週、24週において統計学的有意差あり

②GRBAS(第三者による聴覚的評価)
4週、8週、12週、24週において統計学的有意差あり

③Vocal fold vibratory amplitude(声帯の振動振幅の物理的な機能評価) 4週、8週、12週、24週において統計学的有意差あり


脊髄損傷急性期3相の治験は、自然治癒の影響を排除するため、AIS分類で最も重症度の高いAの患者で、かつ、受傷後72時間を置いてから投与するという、非常に厳しい条件下で行われました。

もっと軽症の患者や、受傷後すぐに投与したほうが効果が高いことが明らかでも、それができなかったのです。

そのためHGFの効果に疑問を持つ人がいるかもしれませんが、声帯瘢痕ではかなり明確な効果が出ています。

声帯瘢痕は、脊髄損傷急性期よりも3相が成功する可能性はかなり高く、承認も取れると思われます。

市場規模は国内50億円と小さくても、既存の治療薬がないので、一社総取りにできます。

しかも、3相終了までの資金は確保済みで、追加の増資は不要。

これだけでも、現在の時価総額37.7億円以上の価値は、余裕であるでしょう。

他のアーリーステージばかりで、資金繰りがかつかつのバイオ株に比べて、追加の資金調達をする必要がない3相を2本持っているクリングルが、いかに過小評価されているか。

今年、株価的に、一番大化けする可能性が高いのは、クリングルだと思います。