投稿一覧に戻る あすか製薬ホールディングス(株)【4886】の掲示板 2021/06/09〜2021/09/13 723 ローカル人間 2021年8月12日 18:57 >>720 あくまで現場の薬剤師であり、 厚生省の薬事審議には詳しくないため、分かる範囲で回答させて頂きます。 残念ですが、子宮内膜症は患者さんの多い、よくある病気の1つなので、既存の内服薬は既にいくつか発売されています(例:持田製薬のディナゲスト錠)。ただし、あすか製薬のレルミナ錠は薬理学的には興味深いお薬で、「G nRHアンタゴニスト」に分類されるこのグループのお薬としては、国内初の内服薬(つまり、それまでは注射薬しか無かった)であり、さらに、「G nRHアンタゴニスト」としては初めて「子宮内膜症」の適応を取る薬になります。そういう意味では新規性のある薬剤になっています。レルミナ錠は「子宮筋腫」の治療においてはかなり高いシェアを取っています。今後、「子宮内膜症」の適応を新しく取り、どこまで既存薬からシェアを奪うかどうかは予想できません。ただ、そこそこ良い線まで行くのではないかと期待しています。 そう思う12 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
>>720
あくまで現場の薬剤師であり、
厚生省の薬事審議には詳しくないため、分かる範囲で回答させて頂きます。
残念ですが、子宮内膜症は患者さんの多い、よくある病気の1つなので、既存の内服薬は既にいくつか発売されています(例:持田製薬のディナゲスト錠)。ただし、あすか製薬のレルミナ錠は薬理学的には興味深いお薬で、「G nRHアンタゴニスト」に分類されるこのグループのお薬としては、国内初の内服薬(つまり、それまでは注射薬しか無かった)であり、さらに、「G nRHアンタゴニスト」としては初めて「子宮内膜症」の適応を取る薬になります。そういう意味では新規性のある薬剤になっています。レルミナ錠は「子宮筋腫」の治療においてはかなり高いシェアを取っています。今後、「子宮内膜症」の適応を新しく取り、どこまで既存薬からシェアを奪うかどうかは予想できません。ただ、そこそこ良い線まで行くのではないかと期待しています。