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あすか製薬ホールディングス(株)【4886】の掲示板 2021/06/09〜2021/09/13

>>720

あくまで現場の薬剤師であり、
厚生省の薬事審議には詳しくないため、分かる範囲で回答させて頂きます。

残念ですが、子宮内膜症は患者さんの多い、よくある病気の1つなので、既存の内服薬は既にいくつか発売されています(例:持田製薬のディナゲスト錠)。ただし、あすか製薬のレルミナ錠は薬理学的には興味深いお薬で、「G nRHアンタゴニスト」に分類されるこのグループのお薬としては、国内初の内服薬(つまり、それまでは注射薬しか無かった)であり、さらに、「G nRHアンタゴニスト」としては初めて「子宮内膜症」の適応を取る薬になります。そういう意味では新規性のある薬剤になっています。レルミナ錠は「子宮筋腫」の治療においてはかなり高いシェアを取っています。今後、「子宮内膜症」の適応を新しく取り、どこまで既存薬からシェアを奪うかどうかは予想できません。ただ、そこそこ良い線まで行くのではないかと期待しています。