(株)フルッタフルッタ【2586】の掲示板 2019/06/27〜2019/07/06

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日本中央競馬会（JRA）は5日、飼料添加物の一部に禁止薬物が含まれていた影響により、150頭以上が競走から除外された問題の調査結果を発表した。興奮作用のある禁止薬物テオブロミンを含むカカオ豆副産物の粉じんが製造過程で混入した上、JRAが定める製造ごとの検査が行われずに流通したのが発生要因だと結論付けた。

　今後は小売店への立ち入り検査も実施してチェック体制の強化を図り、製造会社の日本農産工業に製造過程の見直しを指示するなどの再発防止策を示した。除外された競走馬の馬主ら関係者には総額4億～5億円の交付金を支払う方針。

　JRAによると、日本農産工業は飼料添加物（商品名グリーンカル）について「産地や入手時期が異なっても原材料名が同じであれば同一のもの」とみなしていた。求められていた検査が行われなかった中、検査済みの認識で販売、納品された。同社は公式サイトで、販売を当面、自粛すると発表した。

　JRA広報担当の臼田雅弘理事は「公正競馬を掲げている中でファンや関係者の皆さまにご迷惑をおかけした。おわび申し上げます」と謝罪した。