(株)エナリス【6079】の掲示板 2016/12/21〜2016/12/24

「課徴金補てん」は会社広報によると「年内完了」が想定されているようすだ。
けっして遅延しているわけではないものの、なぜこれほどに遅くなっているものか判然しない。
しかし私は株主として発表された会社の想定を信じないわけにはゆかない。

会社の「年内補てん」想定には2つ理由がある(会社広報)。
①書面により「年内補てん」が約束されていること
②池田氏・久保氏が課徴金以外の罰則金の支払いにつき完了していること
ただしもう少し詳しく「書面による約束」に法的拘束力・遅延による金利負担義務などの記載が含まれているかにつき不分明だ。

課徴金補てんが年内に完了することには別の意義もあると思う。
池田氏・久保氏が会社と一定の円滑な関係にあることを示唆するかもしれない。
だとするとそれはもうひとつの「池田氏問題」である保有株式低減の解決をも利するのではないか。

池田夫妻の保有株式低減につき15年8月6日のIRのお知らせに明記されている。
ついてはこの線に沿って保有株式9％程度の譲渡先の選定・交渉が弁護士を介して進められているという。
これはただ譲渡にとどまらず、新提携先との協業展開をも意味するだろうから、KDDIとの提携発表に準じた大材料になるはずだ。