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(株)ispace【9348】の掲示板 2024/04/13〜2024/04/17

『宇宙戦略基金』予算枠概略決定

以下
月面開発関連予算枠抜粋
ispaceが予算を取れれば『約364億円』
日本で月面開発を行う会社は今のところ
ispaceのみだとすると予算総取りできる可能性もある。

別途
経済産業省枠がある可能性

第1期の公募テーマ

 4月9日までに総務省、文部科学省、経済産業省から公募するテーマ案が示され、各省の審議会で議論された。総務省からは4案、文部科学省からは13案、経済産業省は非公開のため件数等は不明だ。テーマ案は内閣府の宇宙政策委員会が方針を決定し、JAXAが運営体制を準備した後に公募が始まることになる。公開されている17のテーマ案を紹介する。


文部科学省
・月測位システム技術(探査等:月面開発):50億円

 月面で活動する際に位置や時刻情報を利用できるよう、月周回測位衛星(LNSS)の実現に向けた技術の獲得を目指す。1件を採択し、支援額は50億円程度。支援形式は委託。2024~2028年度の最長4年間で開発し、2026年度ごろに実証機を見据えた設計のステージゲート審査あり。

・再生型燃料電池システム(探査等:月面開発):230億円

 月面でエネルギー源として利用できる水を電気分解して得られる水素を用いた燃料電池の実現を目指す。2件を採択し、1件あたりの支援額は115億円。支援形式は委託。2024~2027年度の最長4年間で開発し、2025年度末ごろに水電解/燃料貯蔵/燃料電池の機能を組み合わせた再生型燃料電池システムの地上実証品の設計完了と製作への移行についてステージゲート審査あり。

・半永久電源システムに係る要素技術(探査等:月面開発):15億円

 月面で半永久的な熱源・電源として利用できるアメリシウムを利用したラジオアイソトープ電源システム(RPS)の開発を目指す。1件を採択し、支援額は15億円程度。支援形式は委託。2024~2028年度の最長4年間で熱源として利用できる半永久電源の熱構造モデルと熱電変換の要素技術を開発する。ステージゲート審査なし。


総務省案
・月面の水資源探査技術(センシング技術)の開発・実証(探査等:月面探査):64億円

 10kg以下のテラヘルツ波センサシステムを搭載した100kg以下の超小型衛星を2026年度に打上げ、月周回軌道に投入し、月面の水・氷含有量の推定分布の探査を目指す。1件を採択し、支援額は64億円。支援形式は委託。2024~2028年度の最長4年間で開発し、2025年度にセンサを含む衛星のPFM開発でステージゲート審査あり。

・月-地球間通信システム開発・実証(FS)(探査等:月面探査):5億円

 4K、8Kの高画質映像伝送が可能な月周回有人拠点(ゲートウェイ)や月周回衛星を中継した月-地球間通信のフィージビリティ・スタディ(新規事業や新製品・サービス、プロジェクトなどが、実現可能かどうかを検証すること)を行う。1件を採択し、支援額は5億円。支援形式は委託。2024年度から1年間で開発し、ステージゲート審査は記載なし。

(株)ispace【9348】 『宇宙戦略基金』予算枠概略決定  以下 月面開発関連予算枠抜粋 ispaceが予算を取れれば『約364億円』 日本で月面開発を行う会社は今のところ ispaceのみだとすると予算総取りできる可能性もある。  別途 経済産業省枠がある可能性  第1期の公募テーマ   4月9日までに総務省、文部科学省、経済産業省から公募するテーマ案が示され、各省の審議会で議論された。総務省からは4案、文部科学省からは13案、経済産業省は非公開のため件数等は不明だ。テーマ案は内閣府の宇宙政策委員会が方針を決定し、JAXAが運営体制を準備した後に公募が始まることになる。公開されている17のテーマ案を紹介する。   文部科学省 ・月測位システム技術(探査等:月面開発):50億円   月面で活動する際に位置や時刻情報を利用できるよう、月周回測位衛星(LNSS)の実現に向けた技術の獲得を目指す。1件を採択し、支援額は50億円程度。支援形式は委託。2024~2028年度の最長4年間で開発し、2026年度ごろに実証機を見据えた設計のステージゲート審査あり。  ・再生型燃料電池システム(探査等:月面開発):230億円   月面でエネルギー源として利用できる水を電気分解して得られる水素を用いた燃料電池の実現を目指す。2件を採択し、1件あたりの支援額は115億円。支援形式は委託。2024~2027年度の最長4年間で開発し、2025年度末ごろに水電解/燃料貯蔵/燃料電池の機能を組み合わせた再生型燃料電池システムの地上実証品の設計完了と製作への移行についてステージゲート審査あり。  ・半永久電源システムに係る要素技術(探査等:月面開発):15億円   月面で半永久的な熱源・電源として利用できるアメリシウムを利用したラジオアイソトープ電源システム(RPS)の開発を目指す。1件を採択し、支援額は15億円程度。支援形式は委託。2024~2028年度の最長4年間で熱源として利用できる半永久電源の熱構造モデルと熱電変換の要素技術を開発する。ステージゲート審査なし。   総務省案 ・月面の水資源探査技術(センシング技術)の開発・実証(探査等:月面探査):64億円   10kg以下のテラヘルツ波センサシステムを搭載した100kg以下の超小型衛星を2026年度に打上げ、月周回軌道に投入し、月面の水・氷含有量の推定分布の探査を目指す。1件を採択し、支援額は64億円。支援形式は委託。2024~2028年度の最長4年間で開発し、2025年度にセンサを含む衛星のPFM開発でステージゲート審査あり。  ・月-地球間通信システム開発・実証(FS)(探査等:月面探査):5億円   4K、8Kの高画質映像伝送が可能な月周回有人拠点(ゲートウェイ)や月周回衛星を中継した月-地球間通信のフィージビリティ・スタディ(新規事業や新製品・サービス、プロジェクトなどが、実現可能かどうかを検証すること)を行う。1件を採択し、支援額は5億円。支援形式は委託。2024年度から1年間で開発し、ステージゲート審査は記載なし。