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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)【0331418A】の掲示板 2024/05/01〜2024/05/14

続けて第2弾です。

本日のモーサテより

◆今日の為替(ふくおかフィナンシャルG:佐々木融氏)
①予想レンジ 153.40円〜155.00円
4/29の介入については正当化できるが、5/1の3兆円以上の介入は円安が特に進んでいる局面でもなかったこと、商いの薄い時間に介入したことは行儀が悪く正当化できない。円はすでに先進国通貨ではなくなってきているとはいえ、介入は控えないと国際的に批判を浴びる。
②注目ポイント【介入とファンダメンタルズ】
◽️今後の介入はしばらくないと思われる。
【資料】IMFによる取り決め
・為替介入は6ヶ月以内に3回まで
・各回の介入期間は3営業日以内
この規定に則れば10月末まであと2回、計6営業日の介入ができるが、逆にいえばあと2回しかできないので、165円から170円くらいまで円安が進んだ時に介入があると考えている。
◽️日本の円安はファンダメンタルズに沿ったものとなっている。日米10年実質金利差(🧐)に沿って円が上昇してきているので、日銀が利上げをしない、FRBが利下げをしないとなると円高方向にはいかない。
直近では利下げ期待が再燃して金利が下落した。介入による円高もあるが、基本的にはアメリカの金利が下がったため金利差が縮小して円高に振れた側面もあるので基本的にはファンダメンタルズで動いていると思われる。
アメリカの利下げは難しいと思う、よって金利はまた上昇すると予想しているので、円安基調は基本的には変わらないと思う。
🧐日米10年実質金利差:(10年国債の金利ーインフレ率)の日米の差、もちろん日本が低すぎる訳です。現在3%弱の差です。
 
◆今日の日本株(第一生命経済研究所:藤代宏一氏)
①予想レンジ 38600円〜39000円
🇺🇸好調で円高も一方的でないため日本株については好条件。
②注目ポイント【日本株の牽引役を再点検】
まずは半導体銘柄。日経と連動する半導体関連の出荷・在庫バランスが上向き(出荷が増加、在庫が減少している)。実需の伴う半導体銘柄の収益が好転している。寄与度の大きいため日本株全体が上向いていると思われる。
半導体以外ではPBR1倍割れ銘柄。これからも続く本決算での成長戦略に注目。東証が資本効率向上を呼びかけたことでプライム65%が対応してきたが、自社株買いや増配といった対応をまだ実施していない企業も35%程度残っており、対応後でも1倍我の企業も多くあることから物色されることが期待できる。
 
◆これまでの日本企業の決算について
(マネックス証券:広木隆氏)
プライム上場の3月決算企業210社の状況【2022年度→2023年度】
売上高・営業利益は19.9%→0.1%(売上原価が減ったことによる減少)、営業利益は21.2%→33.3%、経常利益は18.5%→19.2%、当期利益は20.3%→18.5%というように売上は伸びていないが利益は上昇してきていることがわかる。つまり儲かる企業が増えてきたと言える。
🧐粗利益(商品などの販売から生み出される根本的な利益)=売上高ー売上原価、営業利益(営業活動の結果)=粗利益ー販売管理費(給料)、経常利益(企業活動としての結果)=営業利益ー営業外損益(利子など)、当期利益(最終利益)=経常利益ー(特別損益+法人税など)