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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)【0331418A】の掲示板 2024/04/19〜2024/04/30

おはようございます。
今週のモーサテで文字数の制限から飛ばした内容を今日と明日でコメントしたいと思います。

昨日のモーサテより
◆円安で追加利上げの前倒しはあるのか(楽天証券経済研究所:愛宕伸康氏)
植田総裁が利上げをする条件として挙げているのが「賃金と物価の好循環で2%のインフレの確度が高まった時」「円安が物価上昇に無視できない影響を与えた時」
そこで今の円安は物価に悪影響を与えているのかを見ると、輸入物価では「契約通貨ベース」では大きくマイナスだが、円安効果で円ベースでようやくプラスに転じたのが現在の状況。輸入物価と為替はタイムラグがあり、6カ月前の為替の影響を受けている。なので今の円安が輸入物価に影響を与えるのは半年後。その関係性から推計してみても円ベースでの輸入物価は上がらない。つまり物価に悪影響を与える円安ではないと言える。さらに消費者物価は輸入物価に遅れて影響が及ぶ。よって今後の消費者物価も上がらない。上がってもその先。となると利上げの前倒しは厳しい。
では今後の利上げについてはインフレ予測を2%とすると政策金利を今後2−3年かけて1%弱にすれば良いのではないかと考える。ペースで言えば今年0.25、来年0.5ぐらいで進んでいくのではないか。
🇯🇵株についてはこれまでの異次元緩和が正常ではなかったため、市場に委ねられる金利となれば金利が上昇するということは景気が良くなっているということなので、株価も上昇するのが普通。

🧐昨日の植田総裁の発言の中にも「今の円安が物価上昇に大きな影響を与えていると思うか」の問いに対して、「そうは思わない」とお答えになってましたが、その説明が上記の記事にあるのかなと。
この記事の方の利上げ予想時期は市場予想通りの10月でした。
昨日の植田総裁の記者会見から感じられたのは、表面的にはハト派な内容ですが、その中から滲み出てたのは、「今の状況は日銀が想定している通り」「今後も(円安という第一の力で)物価上昇が進む」「そして賃金上昇もあったことだし第二の力(賃金も上がる)」「想定通り利上げもできそうだ」という感じのものでした(あくまで私が感じた雰囲気です)。
国債買い入れ額の減額もありませんでしたし、会見の最初からその議論もなかったと話していたので、こりゃ円安が加速するぞと思って聞き始めてましたが、「次の一手は利上げ」ということでは終始一貫していました。
個人的には市場予想通りの早ければ7月会合、その時にデータが出揃ってなければ10月会合で利上げかなと予想します。
→利上げといっても0.25%あげるくらいなので、🇺🇸との金利差縮小には程遠い。もしかしたらその時は🇺🇸は利上げとなっているかもしれない。
🇺🇸の利下げがない限り円安の流れは変わらないだろう。

明日は元日銀副総裁の方のコメントを投稿したいと思います。では👋