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ベトナム成長株インカムファンド【9A311148】の掲示板 2018/11/03〜

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マンスリーレポート↓


■今後の見通し

運用方針 6月末日現在、VN指数の株価収益率の本年度予想は13.6倍と過去5年間の平均値である15.7倍を下回っており割安な状態になっています。6月のベトナムPMI(製造業購買􏰁当者指数)は前月比+8.4ポイント上昇の51.1で、5か月ぶりに50を上回りました。新規受注の増加が寄与しており、今後の相場には支援材料になると見ています。今後の注目点としては、8月スタート予定のEUとの自由貿易協定と11月に延期になったMSCI分類の見直しが挙げられます。

欧州委員会(EC)は、欧州連合(EU)とベトナムとの自由貿易協定(EVFTA)が8月1日に発効するとの公式見解を示しました。ベトナムの対EU輸出 では、品目の71%の関税が同日に撤廃されます。発効から7年後までには、品目の99%の関税がゼロになります。EUの対ベトナム輸出では、即日65%の関税 を撤廃します。残りは、向こう10年間で順次引き下げていく予定です。世界銀行は、EVFTAが、2030年までにベトナムの国内総生産(GDP)を2.4%押し上 げる効果があると見込んでいます。総輸出額の押し上げ効果は、10年間で12%増と予想しています。特に、アパレル・繊維関連株の上昇が期待できます。

現在、ベトナムはMSCI指数においてフロンティア市場に分類されています。MSCIは2019年6月25日に同社が算出するインデックスの市場分類見直しの結果 を発表し、クウェートを「フロンティア市場」から「新興国市場(エマージング市場)」へ格上げすることを一旦決めましたが、新型コロナウイルス感染症による悪影響 によってこの格上げを当初予定の2020年5月から11月へ延期することを明らかにしています。これは、新型コロナウイルス感染症の影響でクウェート株の取引口座 の新規開設が困難になっていることから、投資家間の公平性を確保するためこの延期を同社が決定しています。クェートが格上げされた後は、現在ベトナムの国別 比率17%程度が最大で25%〜30%になります。この増加分はインデックスファンドで200億円〜300億円程度の資金流入が予想されており、加えてアクティブ・ ファンドの買いによるさらなる資金流入が予想されることから上昇が期待されます。

Monthly Report
2020年6月30日現在