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フュエルセル・エナジー【FCEL】の掲示板 2021/03/06〜2021/03/30

今年エネルギー省で新設されたM2FCTについて

水素燃料電池のモーターは、水素を使って車やトラックの電気を作ります。充電に8時間かかる電気自動車とは異なり、通常のガソリン車と同じように短時間で燃料を補給し、同じように長く走ることができます。
内燃機関(ディーゼル)から燃料電池への移行には、インフラ面でのハードルがあります。それは、米国では燃料電池車を実現するためのインフラが整備されていないことです。燃料電池車がタンクを満たすために必要な水素ステーションは、全米で50カ所にも満たず、そのほとんどがカリフォルニア州にあります。

(問題は、アメリカが、水素ステーションの設立、インフラ整備を本気で行う気があるかどうか、トラックのディーゼルの削減を本気で行う気があるかどうかだと思います。)

しかし、トラック用の信頼性の高い長寿命の水素燃料電池の開発が、ロスアラモス国立研究所が共同で主導する「Million Mile Fuel Cell Truck」(通称M2FCT)でスタートしました。

(私は、国として真剣に考えている可能性はあると判断しています。)

M2FCTには、エネルギー省のエネルギー効率・再生可能エネルギー局内の水素・燃料電池技術室が資金を提供され、燃料電池の耐久性、性能、コストに焦点を当てて、燃料電池トラックを長距離トラック輸送市場の有力な選択肢として位置づけています。
トラック輸送のような長時間連続運転では、(EV、リチウムイオンと比べて)燃料電池の方が高効率、低排出ガス、高トルク、無騒音などのメリットがあります。
水素燃料電池のインフラ整備は、電気自動車のインフラ整備に比べて迅速に行うことができます。
カリフォルニア州の水素燃料補給インフラを活用し、拡大することができる。州間高速道路40号線など、最も利用されているルートの一角に水素ステーションを設置することができます。

(ディーゼルを削減する為、早急に行う必要があるでしょうね。)

セミトラックはエンジンに厳しく、年間平均走行距離は約45,000マイルにもなります。セミトラックの寿命は、約100万マイルです。水素燃料電池も同様に長持ちする必要がありますが、M2FCTではこれを目指しています。
一般的なディーゼルエンジンは、時間とともにエンジンが摩耗してしまいますが、水素で動く電気モーターも、燃料を燃やしませんが、時間の経過とともに劣化し、効率が悪くなります。M2FCTは、そのような状況を変えることを目指しています、
ロスアラモス研究所の研究者たちは、燃料電池のチャンバー内に、膜を劣化させる有害な化学物質を捕らえることができる良性の物質を導入し、燃料電池の寿命を延ばしました。

(水素燃料電池の劣化を防げ為の研究と、寿命を延ばすための研究が同時に行われているようです。)

ロスアラモス国立研究所が大型車用の水素燃料電池の実用化に注力している一方で、エネルギー効率・再生可能エネルギー局内の水素・燃料電池技術室が資金提供している第2のエネルギー省国立研究所コンソーシアムでは、H2NEWと呼ばれる電気分解によって水を水素と酸素に分解するプロセスを改良しています。このプロセスにより、安価で効率的な水素の製造が可能になります。
これらのプロジェクトが並行して進められれば、クリーンエネルギーを搭載した新しいタイプのセミトラックが、アメリカのハイウェイを静かに走ってくれるようになるかもしれない。
とのことです。


エネルギー省が国立研究所を今年設置して、水素の技術開発を行っているということです。
まずは、トラックのディーゼルを水素燃料電池に変える取り組みが行われているようです。
ほとんどの投資家はFCEL社の実態と同様に、このような研究が進められていることは知らないと思います。
いずれ、この研究は水素銘柄の株価に反映すると思っています。

  • >>725

    これらの情報はアメリカ版のYahooファイナンスから拾われているのでしょうか?

    水素自動車の1番の課題は水素を安全に大容量補完できることだと認識していましたのでいろいろ情報ありがたいです.

    燃料電池というのはあくまで水素と酸素(空気)から電気を取り出すものですので高トルクや騒音に関してはモーターの性能次第で電気自動車と大差ない様に思いますが... 研究内容が燃料電池の効率向上というよりもモーターの改善方向が多い気がして燃料電池の研究所で行うべきことなのかと疑問にも思ってしまったので一次ソースいただけると助かります 

    貴金属を用いない燃料電池用触媒が開発されれば飛躍的にコストも下がるかと思いますのでそういう方面でも期待ですね