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フュエルセル・エナジー【FCEL】の掲示板 2021/03/06〜2021/03/30

>>385

水素に二酸化炭素を反応させてメタンを作る技術が実用化されているのですか? 水素と二酸化炭素を混ぜただけではメタンになりませんので実用化に至っていれば素晴らしいことだと思います。
メタン自体は天然ガスの主成分なのでそれを燃料にしている自動車はありそうです。

  • >>408

    日経電子版より一部抜粋↓
    脱炭素にメタネーション 大阪ガスや日立造船が研究
    二酸化炭素から都市ガス主成分を合成

    2021年1月20日 18:31 [有料会員限定]

    脱炭素社会に向け「メタネーション」の研究開発が関西の企業で広がっている。二酸化炭素(CO2)を用いて都市ガスの原料をつくる技術で、ガスを燃やしたときに発生する分と相殺してCO2の排出を実質ゼロとする。大阪ガスは2025年国際博覧会(大阪・関西万博)での活用を計画、日立造船は20年代半ばまでに中国での事業をにらむ。コストや技術が長く課題となるなか、脱炭素の機運の高まりで改めて関心が集まっている。

    メタネーションの基本的な流れは、水を電気分解して水素を取り出し、CO2と反応させてメタンを生み出す。メタンは、都市ガスの原料となる液化天然ガス(LNG)の成分の9割を占める。ガスの原料をCO2から作ることで、都市ガスを燃やしてCO2を排出しても全体として打ち消せるという考えだ。水の電気分解でも太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる電力を用いる。

    脱炭素の燃料として水素が注目を集めるが、輸送や貯蔵には専用の施設が必要で費用はLNGの数倍かかるとされる。メタネーションによるメタンの活用は、都市ガスの導管やLNG運搬船など既存の設備をそのまま活用できる利点がある。

    メタネーションに用いる触媒の配合に強みを持つ日立造船も事業化に力を入れている。東北大学と共同で1995年に世界で初めてメタネーションの実験に成功。メタンの製造には高温高圧の環境が必要だが、200度の常圧でも可能とする技術を持つ。

    22年度には神奈川県小田原市のごみ焼却施設から出たCO2からメタンを製造する実験を始める。20年代半ばまでに、中国・陝西省の工業団地で世界最大級のメタネーションプラントの稼働も検討している。