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termtex 買いたい 2017年3月23日 23:43

アップル、インド現地生産開始迫る=関係者

【ニューデリー】米アップルは向こう4~6週間でインドでの現地生産を開始する見通しだ。事情を知る関係者が明らかにした。

インド南部カルタナカ州政府の関係者によると、台湾の電子機器受託製造会社である緯創資通(ウィストロン)がバンガロールでまずは「iPhone(アイフォーン)6」と「6S」の組み立てに乗り出す。およそ3カ月後にはiPhoneの中で最も低価格の「SE」を加える計画だという。

この関係者はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し「バンガロールでウィストロンを通じたアップルのプロジェクト第一段階の始動に向けほぼ全ての準備が整った」と語った。

アップルの広報担当者は「インドで事業を発展させるために努力している」とし、「同国事業のさらなる拡大を巡る政府との建設的かつ率直な対話に感謝している」と述べた。ウィストロンは「うわさや憶測」にはコメントしないとした。

インドでの現地生産は、多くのインド人消費者にとってiPhoneの値段が高すぎるという問題の解決に寄与するとみられている。

調査会社カウンターポイント・リサーチのまとめでは、インドのスマートフォン出荷台数が昨年18%増加した。だが過半数の機種は150ドル(約1万7000円)未満で売られている。「iPhone SE」の小売価格は330ドルからで、インドでは手の届きづらい水準だ。

別の調査会社CMRのアナリスト、ファイサル・カウーサ氏は、インドで現地生産すれば輸入関税がかからないため、少なくとも100ドルの値下げが可能になると指摘している。

アップルはさらに、インドでの生産拡大を視野に同国政府と協議している。州政府関係者やインド商工省の高官は、アップルが部品メーカーをインドへ移して完成した機種を輸出したい考えを示していると述べた。