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テスラ【TSLA】の掲示板 2021/11/13〜2021/11/15

【モーニングサテライト(11月12日放送)】

電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOは保有するテスラ株のうち452万株を約50億ドル(約5700億円)で売却。マスク氏がSEC証券取引委員会に提出した文書で8~10日にテスラ株を売却したことが開示されました。

マスク氏は税金を納めるためにテスラ株の10%を売却すべきかをtwitterで賛否を問い57.9%の賛成多数となっていました。

一連の取引でマスク氏のテスラ株の保有比率が約17%となった。

【パックンの解説】

イーロン・マスクがテスラ株を売却するのは税金を納めるためでもあるが、

第一の目的は、

ストップオクション

を購入するためである。

ここに、

ストックオプションとは、株式会社の従業員や取締役が、自社株をあらかじめ定められた価格で取得できる権利です。 まず、会社が従業員や取締役に対して、あらかじめ定められた金額(権利行使価格)で、会社の株式を取得できる権利を付与します。 従業員や取締役は、

株価が上昇した時点でストックオプションの権利を行使

します。その時点で、会社の株式を権利行使価格で取得し、その後、時価で株式を売却することになります。権利行使価格と株価上昇分の価格との差が、利益として得られるという報酬制度です。

要するに、マスク氏はストップオクションの権利を行使することで、報酬の一環として、テスラ株を権利行使価格で購入する権利を持つことになる。

【マスク氏、約50億ドル相当のテスラ株売却 3日間で】

11月11日

マスク氏がこの書類で行使を報告したストックオプションは、テスラ株の8日終値を基にすると約25億ドルの価値があった。権利行使費用はおよそ1340万ドル。

その結果、

権利行使価格1340万ドルが一瞬で25億ドル

に高騰、マスク氏の手中に落ちた。

マスク氏はストックオクションを大量に保有しており、来年の8月に期限が来るものは

300億ドル

分ある。

マスク氏は、テスラ株が頂点に達したときにストックオクションの権利を行使して大儲け。投資家は大損。この繰り返し。

来年の8月に期限が来る桁の違う

300億ドルのストックオクションの権利を行使

して大儲けするために、マスク氏は8月に

膨大なテスラ株を売却する

ことは、必定必至の三文EV製造会社の定め。