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 NYタイムは、昨日パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて低下した米10年債利回りをにらみつつ、ドル円の行方を追う展開となろう。ドル円は目先の抵抗だった22日高値105.85円を抜けてきたが、このまま上昇に弾みがつくか注目となる。鍵となる米長期金利については、1.32%台から1.37%付近へ戻してきた10年債利回りが、昨日の一時的な上振れ局面でつけた1.388%付近や22日につけた直近の天井1.39%台をつけることができるか注視したい。昨日の上院に続いてパウエルFRB議長は本日、下院金融サービス委員会で証言する。ベースとなる発言は変わりないだろうが、議員との質疑応答において、昨日の発言内容をさらに強調したり、あるいは反することを述べたりした場合の米金利の反応がドル相場に影響を与えると想定できる。基本的に、FRBは経済回復の継続性や雇用の最大化を阻害しかねない金利の急上昇抑制を意識した姿勢を示すと考えられる。
 改善が期待される1月米新築住宅販売件数(予想:前月比+2.1%・年率換算件数85.5万件/12月:同+1.6%・84.2万件)や米エネルギー省(EIA)週間在庫統計の内容にも留意したい。経済への波及効果が大きな住宅市況や、産油国通貨を左右してドル相場にも影響する原油価格の振れが為替変動につながる展開にも備えておきたい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、昨年9月3日高値106.55円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、昨日23日安値104.92円。