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4565そーせいグループ 中長期ホルダー専用スレ【短期、売煽りは入室厳禁】の掲示板

>>4502

ianさん。こんばんは。
お答えするか否か迷ったのですが…

とりあえず以下のようにコメント致します。→部分をご覧ください。

キョロ氏へ
この際の質問ですが私は系統立ててHeptares 社の論文を読んだ訳ではないのですが、一つの論文を読んでいるとそれに関連した論文が複数見つかる場合があります。それらの論文の中には非常に基礎的な内容で企業の研究というより、研究所の研究のための論文ではないかと思われるものが散見されます。→(研究所の研究のための論文とは具体的にどのような論文をさしておっしゃっているのでしょうか?)

そうした基礎的研究を行っているから、Heptares 社を買収した際に来日した際に名前は忘れましたが会見で我々の研究は他社と異なり科学の質が違いますからと自信のある発言をした研究者→(Heptaresの前CSOのFiona Marshall博士ですね。現在はMerck&Co.のSenior Vice Presidentです。彼女はUKの至宝ですね。彼女の「Heptaresの科学力は他社とは全く違う」との発言は今でも自分の心に響いています。)がいました。

確かにHeptares 社は10数名のノーベル賞受賞者を輩出したMRCからGPCRに焦点を当てたメンバーガ創立し、創業者メンバーの中からCryo電子顕微鏡の研究でノーベル賞受賞者→(Richard Henderson博士ですね。彼は現在もSoseiHeptaresの科学諮問委員会の委員です)
も輩出しています。

私はHeptares 社の力は信じますが、企業というより研究所の様な側面が強すぎ、そうした研究はMRCなりに任せて、→(そもそもHeptaresのStaR基盤技術はMRCのChris Tate博士が生み出したもので、現在でもMRCとHeptaresは非常に緊密な関係です)

製品化できる創薬の研究に専念すべきであると考えてきました。キョロ氏の投稿4498の中でHeptares 社の買収の際に田村社長から研究開発には口出ししないと約束したことが、更に高額な買収額を提示していた企業があったがそーせいの買収に応じた大きな理由であるとの記載がありました。私がHeptares 社の創薬技術を信じているのは、化合物が薬剤として作用する際には水分子が大きく関わるなどという論文→(Ben Tehan博士によるBeyond the Happy Waterの論文をさしていらっしゃるかと存じますが、この内容はHeptaresの技術レベルのほんの一部でしかないと思います。)

などを高く評価するからですが、特許を保持するための基礎的研究→(如何に早くGPCRsに関係する特許を押さえるか、つまり如何に早くGPCRsの「面」を支配していくかが勝負であり、そのためには基礎的研究も非常に重要と考えます)

は認めますが、中には研究のための研究を行っていたとしたら、→(研究のための研究とは何をさしていらっしゃるのでしょうか?)
方向性を修正した方が良いのではと考えています。

現在の研究陣がどのようになっていてどのような研究を行っているかは不明ですが、→(2022年2月10日付の説明資料の41ページをご覧ください。錚々たるシニア・マネジメント研究陣が紹介されています)

Heptares 社2007年創設、既に14年を経過しても未だ製品化された物が無い→(Mの頓挫が痛いですね)のは基礎的研究に重きを置きすぎているからなのではと考えたりします。キョロ氏は財政面→(財務会計及び監査)のプロですが、科学的内容の把握も優れていますから無理な質問かも知れませんが、Heptares 社の買収の際のMalcolm氏と田村社長の対談の事に触れられていたので質問してみました。本来なら薬学の専門家である野村氏に問うべき事かと思いますが多忙なようで決算発表のQ&Aも未だ公開されていない状況ですから失礼と思いました→(現在、野村氏は超多忙と思われますので正解でしょうね)が、質問してみました。感想だけでも良いですから御願いいたいます。