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4565そーせいグループ 中長期ホルダー専用スレ【短期、売煽りは入室厳禁】の掲示板

なかなか株価が騰がりませんが、初心者ですけどちょっぴり思ったことを投稿します。
中期と長期(そして短期)で見方が異なると思いますので、中期に関してです。
中期(数か月~1年くらい)では、株価に影響を与えるものは、投資家心理と需給、そしてファンダメンタルズであり、さらに投資家心理とファンダメンタルズは相互作用するものと思っています。
 昨年末からの下落の要因は、マザーズ崩壊に巻き込まれた面もありますが、FRBの利上げスタンスの変化により投資家の求める利回り(資本コスト)が高くなったことが大きいのではと私は思います。おそらく7~8%ぐらいの資本コストが、米国の足元のインフレや長短金利の急上昇を受けて相当程度上がり、バリュエーションが一気に切り下がったように思います。そーせいのようにデュレーションの長い銘柄(相応のキャッシュフローが見込まれるまでに時間がかかる銘柄)には影響が大きいと思います。その変化を先取りしてかどうかわかりませんが、Mシリーズ導出直後に大口投資家の利益確定売りが出て、株価の頭が重くなり、信用買い残の増加もあって、株価が下落するという流れになってしまったと思います。
 資本コスト以外のファンダメンタルズ(パイプライン品のピークセールス、上市確率・・)については、秋のMシリーズ導出時点で、競合品のNPVや競合他社の時価総額から見てもそれほど楽観的な前提ではなかったと思いますが、株価が下落すると、投資家心理が不安となり、ファンダメンタルズに懐疑的になり、それがバリュエーションを切り下げ、株価が下がり、またそれが・・という相互作用を起こしてしまったと思います。
だとすると、足元では東欧の影響を受けて長期金利が落ち着いているので株価上がるはずですが、指数と比較して冴えないのは先日のCGRP拮抗薬のバックアップへの切り替えがネガティブに影響していそうです。CGRP拮抗薬自体のNPVへの影響は限定的でも、それ以外のパイプライン品に対する投資家の懐疑心(予定通りP2に進むのか?特許期間は?・・)を強めてしまったように思います。今後、複数のプログラムがP2入りすればその懐疑心が払しょくされて株価は期待できると思います(長期金利の急上昇がなければですが)。もちろん、直ぐに株価が上がればうれしいです。

  • >>4502

    ianさん。こんばんは。
    お答えするか否か迷ったのですが…

    とりあえず以下のようにコメント致します。→部分をご覧ください。

    キョロ氏へ
    この際の質問ですが私は系統立ててHeptares 社の論文を読んだ訳ではないのですが、一つの論文を読んでいるとそれに関連した論文が複数見つかる場合があります。それらの論文の中には非常に基礎的な内容で企業の研究というより、研究所の研究のための論文ではないかと思われるものが散見されます。→(研究所の研究のための論文とは具体的にどのような論文をさしておっしゃっているのでしょうか?)

    そうした基礎的研究を行っているから、Heptares 社を買収した際に来日した際に名前は忘れましたが会見で我々の研究は他社と異なり科学の質が違いますからと自信のある発言をした研究者→(Heptaresの前CSOのFiona Marshall博士ですね。現在はMerck&Co.のSenior Vice Presidentです。彼女はUKの至宝ですね。彼女の「Heptaresの科学力は他社とは全く違う」との発言は今でも自分の心に響いています。)がいました。

    確かにHeptares 社は10数名のノーベル賞受賞者を輩出したMRCからGPCRに焦点を当てたメンバーガ創立し、創業者メンバーの中からCryo電子顕微鏡の研究でノーベル賞受賞者→(Richard Henderson博士ですね。彼は現在もSoseiHeptaresの科学諮問委員会の委員です)
    も輩出しています。

    私はHeptares 社の力は信じますが、企業というより研究所の様な側面が強すぎ、そうした研究はMRCなりに任せて、→(そもそもHeptaresのStaR基盤技術はMRCのChris Tate博士が生み出したもので、現在でもMRCとHeptaresは非常に緊密な関係です)

    製品化できる創薬の研究に専念すべきであると考えてきました。キョロ氏の投稿4498の中でHeptares 社の買収の際に田村社長から研究開発には口出ししないと約束したことが、更に高額な買収額を提示していた企業があったがそーせいの買収に応じた大きな理由であるとの記載がありました。私がHeptares 社の創薬技術を信じているのは、化合物が薬剤として作用する際には水分子が大きく関わるなどという論文→(Ben Tehan博士によるBeyond the Happy Waterの論文をさしていらっしゃるかと存じますが、この内容はHeptaresの技術レベルのほんの一部でしかないと思います。)

    などを高く評価するからですが、特許を保持するための基礎的研究→(如何に早くGPCRsに関係する特許を押さえるか、つまり如何に早くGPCRsの「面」を支配していくかが勝負であり、そのためには基礎的研究も非常に重要と考えます)

    は認めますが、中には研究のための研究を行っていたとしたら、→(研究のための研究とは何をさしていらっしゃるのでしょうか?)
    方向性を修正した方が良いのではと考えています。

    現在の研究陣がどのようになっていてどのような研究を行っているかは不明ですが、→(2022年2月10日付の説明資料の41ページをご覧ください。錚々たるシニア・マネジメント研究陣が紹介されています)

    Heptares 社2007年創設、既に14年を経過しても未だ製品化された物が無い→(Mの頓挫が痛いですね)のは基礎的研究に重きを置きすぎているからなのではと考えたりします。キョロ氏は財政面→(財務会計及び監査)のプロですが、科学的内容の把握も優れていますから無理な質問かも知れませんが、Heptares 社の買収の際のMalcolm氏と田村社長の対談の事に触れられていたので質問してみました。本来なら薬学の専門家である野村氏に問うべき事かと思いますが多忙なようで決算発表のQ&Aも未だ公開されていない状況ですから失礼と思いました→(現在、野村氏は超多忙と思われますので正解でしょうね)が、質問してみました。感想だけでも良いですから御願いいたいます。