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カリナン原石を探せ!
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カリナン原石を探せ!の掲示板

>>1988

ショーシャンクさんが書いて下さったように、増産影響を数値で考える事で、将来の期待度と割安感が際立ちますね。ありがとうございます。
他のアルミ製造会社(UACJ等)も増産に向け動き始めていますが、大紀アルミは既に完成していて、今月中旬に稼働開始というのも、強みですよね。

  • >>1989

    そうなんです。
    そして、私が大紀アルミを大きく買い増しているのには、もっと大きな見地からの理由があります。

    大紀アルミはアルミニウム二次合金のトップメーカーですが
    アルミニウム二次合金は、ボーキサイトから生産するアルミニウムのたった3%のエネルギー消費で生産できます。
    ですから、二酸化炭素排出量も大きく減らすことができ地球環境改善に寄与します。
    自動車メーカーは、これから1台のクルマを生産するときの総合的な二酸化炭素排出量の削減を厳しく求められる時代になりますから、自動車軽量化の要請とともに、アルミニウム二次合金に目が向くはずです。
    もちろん、コスト面でもアルミニウム二次合金は有利ですから、今後需要は増えていくでしょう。

    さらに、これから自動車のアルミボディ化はどんどん進んでいきますから
    アルミニウム二次合金メーカーにとっては原材料(アルミ廃棄物)が増えますので
    比例して生産量が増えていきます。
    現在、日本のアルミニウム生産量の中で再生アルミは40%くらいの比率ですが
    自動車のアルミボディ化が進みますと、比率は50%、60%と大きく上がっていくはずです。
    そして、それは世界の潮流となるのではないでしょうか。
    発展途上国でもアルミの回収再生の循環が進みつつありますから
    世界がアルミニウム循環社会になっていくと私は見ています。
    アルミニウムは無限に再生できる優れた金属ですから、廃棄回収再生の循環が世界で進めば
    二酸化炭素排出量は劇的に減らせます。

    ですから、将来性でいえば、アルミニウム一次合金メーカーよりもアルミニウム二次合金メーカーのほうが大きく伸びると思っています。
    大紀アルミは日本のアルミニウム二次合金トップメーカーですし、世界的にもトップクラスですから、私はこのような大きな視野で買っています。

    いま、下がってくれているのは大安売りでうれしいですよ。