投稿一覧に戻る
カリナン原石を探せ!の掲示板
-
>>1992
地球環境の面から見ての優位性まで考えていらっしゃるとは、感嘆致しました。
まさに大きな視野、ですね。
二次合金のトップメーカーだからこその優位性のお話も、非常に重要な視点について学ばせて頂けたように感じます。
重ね重ね、ありがとうございます。 -
1996
>>1992
EV車はガソリンエンジンと比較しても重量が重いから、走行距離を増やす面において軽量化は必須。
またタイヤにも負荷がかかるしなにより、道路が傷むから道路が凸凹しやすい。道路補修を行っている会社は行政から出るお金で補修回数が増えれば業績↑になっていいんでしょうがその分、自動車重量税が増えそうな気がします。
ショーシャンク 2017年11月21日 18:04
>>1989
そうなんです。
そして、私が大紀アルミを大きく買い増しているのには、もっと大きな見地からの理由があります。
大紀アルミはアルミニウム二次合金のトップメーカーですが
アルミニウム二次合金は、ボーキサイトから生産するアルミニウムのたった3%のエネルギー消費で生産できます。
ですから、二酸化炭素排出量も大きく減らすことができ地球環境改善に寄与します。
自動車メーカーは、これから1台のクルマを生産するときの総合的な二酸化炭素排出量の削減を厳しく求められる時代になりますから、自動車軽量化の要請とともに、アルミニウム二次合金に目が向くはずです。
もちろん、コスト面でもアルミニウム二次合金は有利ですから、今後需要は増えていくでしょう。
さらに、これから自動車のアルミボディ化はどんどん進んでいきますから
アルミニウム二次合金メーカーにとっては原材料(アルミ廃棄物)が増えますので
比例して生産量が増えていきます。
現在、日本のアルミニウム生産量の中で再生アルミは40%くらいの比率ですが
自動車のアルミボディ化が進みますと、比率は50%、60%と大きく上がっていくはずです。
そして、それは世界の潮流となるのではないでしょうか。
発展途上国でもアルミの回収再生の循環が進みつつありますから
世界がアルミニウム循環社会になっていくと私は見ています。
アルミニウムは無限に再生できる優れた金属ですから、廃棄回収再生の循環が世界で進めば
二酸化炭素排出量は劇的に減らせます。
ですから、将来性でいえば、アルミニウム一次合金メーカーよりもアルミニウム二次合金メーカーのほうが大きく伸びると思っています。
大紀アルミは日本のアルミニウム二次合金トップメーカーですし、世界的にもトップクラスですから、私はこのような大きな視野で買っています。
いま、下がってくれているのは大安売りでうれしいですよ。