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★新 株式投資『四半期決算』の短中期投資★
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★新 株式投資『四半期決算』の短中期投資★の掲示板

昨日のNYは予想外の雇用統計の良化により急上昇しました。
ナスダックは早晩10,000の大台に乗せる勢いです。
大きく売られた銘柄の戻しも顕著なようです。

今後の相場展開の推測ですが、大きく売られる2番底を探りに行くよりも、引き続き徐々に上向きを想定しています。
最大のリスクと思っていたコロナの第2波、第3波の襲来ですが、確かに起こる可能性は高いと思いますが、各国とも学習効果が大きく、小さなクラスターで未然に防ぐ防御策を徐々に身につけ始めてるように感じていますし、治療薬も期待できます。
一方、未曽有の金融緩和は経済の正常化まで当面続けざるを得ないと考えています。

私の投資銘柄の選定基準はEPSの変化率とPERを基本にしています。
今は、売られすぎ銘柄の修正が入っていると思われます。
例えばJALですが、1月10日高値3487円から4月6日安値1656円まで売られ、いまは徐々に修正され2377円まで回復しています。
この動きをEPS,PERの観点から考えますと、1月頃の20年3月期の業績予想はEPS274円、最高値のPERは12.7倍です。
しかし、JALの業績がEPS274円まで回復するのに今後何年かかるでしょうか?
2~3年は無理かもしれません。そうするとおのずと今後2~3年PER12.5倍の株価にも限界が見えてきます。
株価回復とともにやれやれ売りも増えてくると思います。
JALは一例ですが、同じような業績と株価の関係の企業がかなりあります。
多くの企業がそう簡単に元の業績には戻らないと考えています。

業績の戻りを期待した株価投資には限界があると感じており、コロカ下でも業績が好調で、今後更に業績が突き抜けるような企業の発掘に努めようを思っています。