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マーケット用メモ帳【質問・雑談はご遠慮下さい】の掲示板

(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=103.73円(15日15時時点比▲0.33円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=126.15円(▲0.33円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.2161ドル(△0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:6513.32(前営業日比▲18.51)
ドイツ株式指数(DAX):13362.87(△139.71)
10年物英国債利回り:0.260%(△0.038%)
10年物独国債利回り:▲0.611%(△0.009%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)       <発表値>    <前回発表値>
11月英雇用統計
失業率                7.4%      7.2%・改
失業保険申請件数         6万4300件   ▲6万4100件・改
8−10月英失業率(ILO方式)      4.9%       4.8%
11月仏消費者物価指数(CPI)改定値
前月比                0.2%       0.2%
前年比                0.2%       0.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ポンドドルは底堅い動き。英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)交渉を巡る先行き不透明感からポンド売りが先行。18時前に一時1.3280ドルと日通し安値を更新した。11月英雇用統計で失業保険申請件数が増加に転じるなど、雇用情勢の悪化も相場の重しとなった。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。「英国とEUの交渉は合意へ向けて前進している」との観測報道が伝わると、全般ポンド買いが活発化し一時1.3452ドルまで上値を伸ばした。ポンド円は一時139.50円、ユーロポンドは0.9036ポンドまでポンド高に振れた。
 もっとも、ジョンソン英首相は「EUとの交渉は合意なしの可能性が最も高い」と発言しており、交渉の先行きはいまだ予断を許さない状況だ。

・ドル円は軟調。米国の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチン普及への期待から、リスク・オンのドル売りが優勢となった。12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が4.9と予想の6.9を下回ったことも相場の重しとなり、一時103.68円と日通し安値を更新した。同時に発表された11月米輸入物価指数も前月比0.1%上昇と予想の0.3%上昇を下回った。
 なお、23時15分発表の11月米鉱工業生産指数は前月比0.4%上昇と予想の0.3%上昇を若干上回ったが、相場の反応は限られた。

・ユーロドルは20時30分前に一時1.2166ドルまで買いが先行したものの、前日の高値1.2177ドルや4日の高値1.2178ドルがレジスタンスとして働くと失速した。22時前には一時1.2122ドルと日通し安値を更新した。もっとも、現物のダウ平均が320ドル超上昇するなど、米国株が堅調に推移すると、リスク・オンのドル売りが優勢となり1.2168ドルと日通し高値を更新した。市場では「明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に、大きな方向感は出にくい状況だ」との声も聞かれた。

・ユーロ円は頭が重かった。日本時間夕刻に一時126.59円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は売りが優勢に。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが入り一時125.96円と日通し安値を更新した。そのあとはポンド絡みの取引が中心となったため、126円台前半で値動きが細った。

・ロンドン株式相場は3日続落。序盤はプラス圏で推移する場面もあったが、中盤以降は上値の重さが目立った。英政府が首都ロンドンで行動規制を強化することを手掛かりに、景気悪化を懸念した売りが出たほか、外国為替市場でのポンド高進行が相場の重しとなった。

・フランクフルト株式相場は続伸。米国の追加経済対策や新型コロナワクチン普及への期待感から、投資家のリスク選好姿勢が強まり独株にも買いが集まった。個別ではフォルクスワーゲン(7.62%高)やコンチネンタル(2.91%高)、ダイムラー(2.86%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落。