投稿一覧に戻る prismhit~~~明日から令和ですね。の掲示板 6513 pri***** 5月2日 03:43 >>6512 きっかけは粘着質のインフレを警戒した米国の利下げ期待の後退だ。 市場が織り込む政策金利の予想を示す「フェドウオッチ」によると、3月末時点では利下げ開始時期は6月と見込まれていた。だが、堅調な米経済指標の発表などを受け、足元では11〜12月に先送りになった。「3回」だった年内の利下げ回数の有力シナリオも「1回」に減った。 利下げ期待の後退は米金利の上昇圧力となっている。米長期金利は4月下旬、一時4.7%をつけた。三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「(金融政策では制御できない)中東情勢の緊迫化による原油高などがインフレの要因として受け止められ、株価の重荷となった」と指摘する。 金利上昇で株式が割高な水準であることを示す警戒サインがともっている。それは米国株の1株あたりの利益でみた株式の利回りを示す「益回り」と債券利回りとの差の大幅縮小だ。株式は債券よりもリスクが高いため、投資家は債券よりも高い利回りを株式に求めるのが通常だ。 4月30日の米S&P500種株価指数の12カ月先の利益に基づく益回りは4.94%に対し、米長期金利は4.6%台後半だった。新型コロナウイルス禍から米経済が回復局面にあった22年前半には、その差は3%以上となる場面もあった。 返信する そう思う0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
>>6512
きっかけは粘着質のインフレを警戒した米国の利下げ期待の後退だ。
市場が織り込む政策金利の予想を示す「フェドウオッチ」によると、3月末時点では利下げ開始時期は6月と見込まれていた。だが、堅調な米経済指標の発表などを受け、足元では11〜12月に先送りになった。「3回」だった年内の利下げ回数の有力シナリオも「1回」に減った。
利下げ期待の後退は米金利の上昇圧力となっている。米長期金利は4月下旬、一時4.7%をつけた。三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「(金融政策では制御できない)中東情勢の緊迫化による原油高などがインフレの要因として受け止められ、株価の重荷となった」と指摘する。
金利上昇で株式が割高な水準であることを示す警戒サインがともっている。それは米国株の1株あたりの利益でみた株式の利回りを示す「益回り」と債券利回りとの差の大幅縮小だ。株式は債券よりもリスクが高いため、投資家は債券よりも高い利回りを株式に求めるのが通常だ。
4月30日の米S&P500種株価指数の12カ月先の利益に基づく益回りは4.94%に対し、米長期金利は4.6%台後半だった。新型コロナウイルス禍から米経済が回復局面にあった22年前半には、その差は3%以上となる場面もあった。