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現代自CEO「水素社会のリーダーに」車から鉄道、製鉄も

韓国の大手自動車メーカー、現代自動車の張在勲社長兼最高経営責任者(CEO)は28日、日経フォーラム第26回世界経営者会議で講演した。「水素社会のリーダーになる」と話し、自動車から鉄道、製鉄まで、グループを挙げて経済圏を構築していく意向を示した。

張社長は自動車業界を取り巻く経営環境について「地政学リスクがあり、不確実性が高い」と指摘した。その上で「我々の競争優位性が高いのはエネルギー分野であり、特に、水素の経済圏を作っていく」と強調した。

水素分野を拡大するための原資として、現代自グループ傘下の多様な企業を挙げた。「自動車だけでなく、機関車、製鉄などあらゆる業種で水素を活用していく」と展望を語った。

近年、力を入れている水素で走る燃料電池車(FCV)については「30年間開発を続け、諦めなかった。乗用車と商用車の両方で1位になりたい」と話した。「物流、ロジスティックを水素を使ってクリーンにしていく」とも述べた。

現代自は現在、販売台数で世界3位の自動車メーカーだ。電気自動車(EV)分野の先進メーカーとして台頭しており、張社長はさらにコスト競争力の高い次世代バッテリーを作る考えを明らかにした。EVの市場成長は足元で減速し、投資先行の苦しい状況が続くが「いまはむしろ次世代EVの利用環境を整備する好機だ」と前向きに捉えた。

現代自は22年、日本市場に再進出しEV販売を始めた。まだ国内市場での存在感は薄く、「(ビジネスとしては)大変だがしっかりと販売していかなければならない」と話した。

EV普及の戦略として「日本の顧客とのタッチポイントを増やして認知度を高め、EVを体験する機会を増やす」と語った。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との協業を通じ、日本の消費者のデータを活用する戦略も示した。