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prismhit~~~明日から令和ですね。
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>>6244

新たに示した2026年度の物価見通しは、生鮮食品を除くコアで1.9%、生鮮食品・エネルギーを除いたベースで2.1%とした。見通しについて「賃金と物価の好循環が引き続き強まっていくことを想定している」と説明した。

「販売価格に賃金を反映する動きが想定以上に強まったり、労働需給が引き締まっていくもとで、賃金の上昇圧力が強まっていく可能性がある」とも記した。そのもとで「中長期の予想物価上昇率の高まりを伴いつつ、賃金・物価ともに上振れていくことも考えられる」とした。1月のリポートで言及していた「賃上げの動きが想定ほど強まらず、物価も下ぶれる可能性がある」と下方リスクについての文言は削除した。

実質国内総生産(GDP)は24年度を0.8%と前回(1.2%)から下方修正した。25年度は1.0%として前回(1.0%)から据え置いた。26年度は1.0%とした。

日銀は3月会合でマイナス金利を含む大規模な金融緩和策を解除した際に、政府と掲げる物価2%目標の実現が「見通せる状況に至った」と説明した。今回のリポートでは、2%目標に近い水準が5年連続で続く見通しを示した。

市場は植田総裁の円安に絡む発言に注目している。18日のワシントンでの会見では円安で基調的な物価が上がって「無視できない大きさの影響になれば、金融政策の変更もありうる」と述べている。

展望リポートでは為替相場について「物価に及ぼす影響を十分注意していく必要がある」とした。外国為替市場で円は一時1ドル=156円台とおよそ34年ぶりの水準まで円安が進んだ。