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ガード下deありのまま。
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ガード下deありのまま。の掲示板

>>7496

> ・・・いつだったか個人説明会動画で、質問の中に血液脳関門を通過するのかどうかというのがあり、吉野社長が、あまり通過しないとおっしゃっていた記憶があります。なのに、説明会資料には、適応拡大の中に多発性硬化症が載っている。
>
> 血液脳関門の破綻すると多発性硬化症になるような論文が散見されるので、破綻していたら、患部に届くかもと思っています。

横から失礼します。私も当時気になりましたが、多発性硬化症で使われている高分子の抗体薬オクレリズマブがあるので、薬剤が関門を通過する特性を持つことは必須ではないと思います。
病態により関門が破壊されるからなのか、B細胞により活性化されたT細胞の一部は中枢を巡回でき、末梢のB細胞を抑えれば中枢で悪さをするT細胞も減るのかわかりませんが、私は後者を支持してます。その場合、薬剤が関門を通過しにくいことは、副反応的にメリットになり得るかと。

T細胞は中枢を巡回する
https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/053110898.pdf