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テイラーラボの掲示板

>>1231

・来るか 年末株高 悲観の「3つの霧」の先に。
米中休戦 関税軽減に期待
今月の米中通商協議の「部分合意」を受け、米中摩擦への懸念は大きく和らぐ。
両国の言動に翻弄されてきた市場も、今は「建設的な見方を保っている」。
目先の焦点は11月中旬、チリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のタイミングで開催が予想される米中首脳会談。
市場では「12月予定の追加関税の先送りや凍結が決まれば、いったん株価は上昇し、年内の高値をつけに行く」との期待も。
英国の欧州連合(EU)離脱は、EUと英国が新離脱案で合意したが、英議会が膠着する。
離脱時期などの道筋が画定すれば、投資家のリスク許容度は高まり、株高にもプラスに働きそう。

・市場関係者、緊急アンケート
日本株は今後どのような道筋をたどるのか。市場のプロ11人に日経平均株価の見通しを聞く。
年度末までに昨年来高値圏である2万4000円に達すると回答した人が約半数(7人 63%)。
一方、1万9000円の下値を予測(2人 18%)。
業績の底入れ感を探る動きから「年末ラリー」に期待する向きがあるある反面、
10-12月期決算が近づくと改めて小幅な調整=株価下落が生じるとの見方も根強い。

・マーケットは楽観一色に染まっているわけではない。
特に市場関係者から漏れるのが、米国をはじめとする世界景気の後退リスクを危ぶむ声。
「リセッション(景気後退)は3カ月連続で子の指標がマイナスになった後の起きている。ご注意を!!」と

・「10月末に買え」の格言は健在か。
アノマリー(経験則)や需給、テクニカル分析の観点からみて、日本株の株高は持続する可能性があるのか。
「5月に売り、9月中旬に相場に戻れ」株式市場で「セル・イン・メイ(Sell in May)」の格言として知られるこの言葉。
最近は「4月に売って、10月末に買え」と時期が少しずれ、ハロウィーンのある10月末以降に株高になる「ハロウィーン効果」とも呼ばれる。

危うさの兆候もある。
日経平均を東証1部の全銘柄対象にする東証株価指数(TOPIX)で割った「NT倍率」が14倍に接近。1992年4月以来の高さになっている。