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すごい🌟
📰東急、渋谷駅の新巨大オフィスビルの稼ぐ力
証券部　松木耕
記者の目
2019/6/24 4:30 [有料会員限定]
東京急行電鉄は渋谷駅の真上に11月、地上47階建ての巨大な複合商業ビルを開業する。東京ドーム1.6個分に相当する床面積をオフィス向けに貸し出す。同社が100年に1度と呼ぶ渋谷の再開発の集大成となるビルだが、JR東日本と東京メトロ（東京地下鉄）との共同プロジェクトであることもあり、個別ビルについての収益の開示はない。どのくらいの稼ぐ力があるかを推定すると、大きな潜在力があり、株価にはまだ織り込めていない可能性がある。
11月に開業するのは、大型複合施設「渋谷スクランブルスクエア」。地上47階（地下7階）のうち、29フロアを占めるオフィスの延べ床面積は合計で7万3000平方メートル。展望台に加え、低層階にはショップやレストラン、産業の交流施設も入る。
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JPモルガン証券の姫野良太アナリストは「開業後の21年3月期の営業利益を100億円押し上げる効果がある」とみる。そのうえで「人の流れが変わり、商業施設への波及効果も含めて副次的効果は東急の想定以上に出るだろう」と指摘する。
渋谷駅の大開発は12年の「渋谷ヒカリエ」や18年「渋谷ストリーム」などに続き、今回の「渋谷スクランブルスクエア」で一区切りとなる。
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