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テイラーラボ
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テイラーラボの掲示板

>>2409

というわけで、一通りのプログラムが終了。今回、我々が目の当たりにしたのは、“最先端のテクノロジーと日本の伝統・文化が融合した次世代ショーコンテンツ”「ADIRECTOR」の一部。そのテクリハ(テクニカル・リハーサル)に潜入させてもらったというわけなのです。

このショーコンテンツは「NINJA PROJECT」と「AR LIVE SOLUTION」の2つを合わせた総称で、前者はパフォーマンス集団として、後者はXR(サイバー空間)領域のプラットフォームとして様々に展開される予定だ。特に海外での認知度も人気も高い「忍者」「MANGA(漫画・アニメ・ゲームの総称)」を中心に展開することで、インバウンド市場に適したコンテンツとしても期待されている。

「結局どういうこと?」と思っている読者も多いと思うので(汗)、ちょっと生の話も聞いてみましょう。ということで、このプロジェクトのプロデューサーを務める中前省吾さんにお話をお聞きしました!


「エイベックスは“ムーブメント”を作ってきた会社なんです」
──忍者たちのショーは、まさに「目くるめく」という言葉がピッタリでした! このショーのコンセプトはどういったものなのでしょうか?

中前 「NINJA PROJECT」は、日本忍者協議会とタッグを組んで進めさせていただいているプロジェクトです。忍者の認知度というのは海外でも非常に高いんですが、そこにもっと、僕らにしかできないタッチポイントがあるんじゃないかと思って、ファッションとか音楽、映像、ダンス、パルクールやトリッキングといったエクストリーム・スポーツのカルチャーを取り込んだ形で展開できればと。もちろん、トラディショナルな忍者もカッコいいとは思うんですが、エイベックスらしい「新しい形の忍者」というものを提示させてもらっています。

──そもそもなぜこのようなプロジェクトを?

中前 エイベックスは多くの人に「音楽の会社でしょ?」と思われているでしょうけど、一般に認識されているよりも、「新たなカルチャーを創造する」ことに力を注いでいる会社なんです。実は我々が作っているのは、“ムーブメント”なんじゃないかと思ったりします。もちろん、エイベックスだけではなく一端として、色々な方との協働で、ギャル文化だったり、ディスコなどに代表されるクラブ・カルチャー、