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テイラーラボの掲示板

>>1231

ヴェリタス

・値上げの壁、越える。脱「平成デフレ」の先導者たち
今年は値上げが続く。
大型ペットボトル飲料を4月から値上げしたコカ・コーラボトラーズジャパンHD <2579> [終値2671円]。
5月にはカルビー <2229> [終値2975円]がポテトチップスを10年ぶりに、
6月には東宝 <9602> [終値4380円]が映画館「TOHOシネマズ」の鑑賞料金を26年ぶりにそれぞれ値上げする。
ここへきて値上げが続く背景には、パート・アルバイトなど人手不足に伴う人件費の上昇がある。
2018年の有効求人倍率は1.61倍。1973年に次ぐ水準。物流費なども高騰。
そこに今秋の消費増税を意識し、前倒しで値上げする動きが加わった。

・値上げの壁、越える。脱「平成デフレ」の先導者たち
値上げの発表は、一般に企業業績の改善につながるとの期待を誘う。
シティグループ証券によると16年以降に値上げ発表した企業の株価は、
発表から20営業日後に東証株価指数(TOPIX)を平均2.5%上回る。
宅配分の値上げきっかけに深刻な人手不足の実情が知られ、消費者が値上げを許容する雰囲気が生まれつつある。
もっとも値上げが常に成功するわけではない。
成功する値上げを見抜くポイントは。

・値上げの壁、越える。脱「平成デフレ」の先導者たち
まずは、市場の競争環境に目を配る必要がある。
ヒントは市場の寡占度合い示す、「ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI)」。
さらに商品の革新力も値上げを左右する。
値上げの壁を越えて、「平成デフレ」を克服しようとする先導者たちに迫る。

・値上げの壁、越える。価格決定権を取り戻せ。
デフレとの戦いに明け暮れた平成時代。低迷する物価と上がらぬ賃金は、日本企業から値上げという選択肢を奪い去った。
令和を目前に控え、企業が価格決定権を再び取り戻すためのヒントを探った。