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マイクロソフト愚痴るスレ
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マイクロソフト愚痴るスレの掲示板

>>26

■ Azure Cognitive ServicesなどAI(機械学習)関連のサービスも新機能を提供

 このほかMicrosoftは、Azure向けに提供しているAI/マシンラーニング(機械学習)のサービス「Azure Cognitive Services」の機能拡張をBuild 2021で発表した。

 発表されたのは「Azure Applied AI Services」という新しいサービスや「Azure Bot Service」の機能拡張など。

 Azure Applied AI Servicesは、Azure Cognitive Servicesを利用して特定タスク向けAIやビジネス向け機能を提供することができるサービス。Azure Bot Service, Azure Cognitive Search, Azure Form Recognizer, Azure Metrics Advisor, and Azure Immersive Readerなどを利用して、ドキュメント作成補助、カスタマーサービス、コンテンツ解析などのサービスを提供することができるようになる。また、機能拡張されたAzure Bot Serviceを利用すると、テキスト、スピーチ、さらには電話を利用したボットを、手軽に自分のサービスに実装しやすくなる。

 またこれまでプレビューとして提供されてきたAzure Metrics Advisorは、今回からGAになった。Azure Metrics Advisorでは、データを監視して異常が検知されると、それを管理者に通知するといった使い方が可能になる。Microsoftによれば、韓国のサムスン電子がこのAzure Metrics Advisorを利用し、同社のスマートTVサービスの機能拡張などに取り組んでいるとのことだ。

 同時に、Azure Video Analyzerのプレビュー提供開始も明らかにされた。このサービスでは、動画の分析とインデックスの作成を1つのサービスとして提供する。インデックスの作成は、すでにAzure Video Indexerとして提供されてきたが、新しいサービスは、そうしたインデックスの作成と分析の両方の機能を持っている。

 このほかにも、Azure Machine Learningでは「PyTorch Enterprise」が利用可能になった。PyTorchはディープラーニングのフレームワークで、そのエンタープライズ版で長期間動作が保証されるPyTorch Enterpriseが、Azureのマシンラーニング環境で利用可能になる。

クラウド Watch,笠原 一輝