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米国株オススメ教えてください!!!の掲示板

「大人気!米国株の3つの魅力をわかりやすく解説します!」【投資レッスン】
1/10(月) 17:02配信
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こんにちは。ファイナンシャルプランナーの荒木千秋です!
話題沸騰中の米国株。投資初心者さんは、分散投資のひとつとして、長期的な視点として検討してみるのもあり!
今回は、米国株の3つの魅力についてわかりやすくお伝えしていきます!

それでは順に詳しく解説していきます!

魅力1.世界規模の成長

アメリカは経済の成長が期待されています!株価上昇には、会社の成長が不可欠。国の経済力が強いと株価にもプラスです。過去を比較しても、日本とアメリカの株価指数では上昇率に差があります。2010年から比較すると、日経平均株価は2.5倍、ニューヨークダウは2.8倍とアメリカの方が大きく上昇していますし、長期間でとらえても、アメリカは上がったり下がったりしながら高いパフォーマンスを維持しているんです。

それでは、これからもその傾向は続くのでしょうか?
結論をいうと、3つの理由からアメリカ経済は成長が期待ができます。

ひとつめは、イノベーション(技術革新)への期待です。
イノベーションの多くは、アメリカの会社から生まれてきました。
アメリカの特徴として、企業の新陳代謝が活発なことからイノベーションへの期待が高いのです。

イノベーションは、良くも悪くも産業の新陳代謝をもたらします。
社会科で勉強したような第1次産業革命など遠い昔話ではなく、最近ではネット企業の台頭で今までの産業が衰退してしまう事例もあります。これからは、ガソリン車から電気自動車・自動運転など今までの車の技術は新しい技術と共に変化することが予測されています。

そして、IT企業への期待。
世界的なIT企業には、さらなる成長に非常に注目があつまっています。
わかりやすいのはGAFA(ガーファ)です。
GoogleやAmazonなど、ネット関連の会社ってこれからも成長を期待しちゃいませんか?
これらの会社は、主戦場のネットだけではなく、銀行を作ろうとしたり、デジタル通貨を作ろうとしたり、
無人スーパーを作ろうとしたり、さまざまな分野に進出しています。
一筋縄ではいかないかもしれませんが、これからも世界を舞台に成長が期待できそうですよね。

そして、経済大国としての期待です。
アメリカは世界1の経済大国。経済規模とは専門用語でGDPと言いますが、アメリカのGDPは、世界経済のおよそ25%のシェアを占めています。
さらに、経済成長では人口増加もポイントとなり、アメリカは移民を受け入れて人口が増加中!
これらのように、アメリカ経済はさらなる成長性が期待されているんです。

魅力2.少額投資ができる

米国株は1株から投資が可能!
日本株は、100株ごとの取引きなので、少しまとまったお金が必要になります。株価の高い会社なら、数百万円必要になることも。
米国株は1株から投資可能なので、少額で分散投資ができたり、買い増しがしやすかったりと、長期的な資産形成にも向いています。
Googleは1株およそ31万円、Amazonは1株およそ38万円と、少しまとまった金額が必要ですが、Appleは1株およそ17,000円からとApple製品を買うよりも安い金額で投資することができるんです(*)。
日本のディズニー(オリエンタルランド)に投資するには170万円必要ですが、アメリカのウォルト・ディズニーの株は2万円から投資が可能です。
1株からの投資は貯金箱に貯金をするような感覚で気軽に投資できるのは魅力的があります。
(*9月9日現在、1ドル110円で計算)

魅力3.日本よりも高い配当利回り

配当利回りが高いのも米国株の魅力のひとつ!
一般的に日本株の配当金は、基本は年2回配当で、東証一部の配当利回りは平均2%。会社によっては株主優待があったりします。
一方で、アメリカの会社は、年4回配当が多く、配当利回りは平均4~5%と日本よりも高い傾向があります。
だたし、ほとんどの会社は株主優待がありません。

アメリカの会社は利益は株主のものと考えているため、配当として還元している会社が多く、配当貴族銘柄と呼ばれる会社もあるほど。配当貴族銘柄とは、配当金を25年以上ずーっと増やし続けている会社のことです。配当金を出し続けることは、経営が安定している証。配当貴族銘柄に投資する投資信託もあるので、個別の米国株投資より、プロに任せたい人・分散投資をしたい人は投資信託から始めてみるとよいでしょう。

夢の配当金生活ができる!?
米国株の配当金を上手に活用すれば、配当金生活も夢ではないかもしれません。
配当金が出る銘柄を、時間を味方にして今からコツコツと買い増ししていくと、将来配当金が受け取れる資産作りができます。
最初は、少額の配当金かもしれませんが、少しずつ投資残高を増やしていくことで、まとまったお金を受け取ることも可能です。
巷で流行中の早期リタイアまでいかなくても、投資のモチベーョンになったり、産休育休中のプラスアルファや、老後の年金として受け取ることもできそうです。

では、実際そんなことができるのかというと、そこは冷静に、戦略的に考えていきましょう!
GAFA関連では、AppleとMicrosoftは配当がありますが、Google、Amazon、Facebookには配当がありません。
スタバやコストコは、配当があります。
すぐに思い浮かぶ有名企業でも配当収入が見込めない場合はあるので、リサーチする必要がありそうです。
たとえば、石油会社のエクソンモービルは3.48%や、新型コロナウイルスのワクチンで知名度上昇中(元から超大手企業ではありますが……)のファイザーも3.35%と配当利回りが見込めます。ただし、配当金は税金が差し引かれたり、経済状況によって配当金や株価が変化したりして損失を被ることもあります。

米国株は1株からの投資家が可能なので、成長性の高い銘柄に投資をしたり、配当利回りが高い銘柄に投資をしたり投資戦略に幅があるところが魅力的です。

荒木千秋さん

ファイナンシャルプランナー/AFP 2級FP技能士。