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>>435

崎谷氏

『子供への遺伝子注射キャンペーン実施中』

米国では、12-17歳のティーンネイジャーの新型コロナウイルス感染による入院率が上昇しているとキャンペーンをはりだしています(『CDC finds 'troubling' rise in COVID-19 hospitalizations among adolescents』Spectrum News, JUN. 04, 2021)。

12歳以上の遺伝子注射の緊急使用許可はまだファイザーだけにしかおりていませんので、モデナやJ&Jにもということでしょう。

そのキャンペーンの元になった米国疾病管理予防センター(CDC)のレポートがあります(Hospitalization of Adolescents Aged 12–17 Years with Laboratory-Confirmed COVID-19 — COVID-NET, 14 States, March 1, 2020–April 24, 2021. The Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR ), Early Release / June 4, 2021 / 70)。

過去記事でもお伝えしたように、子供の新型コロナウイルス感染による入院数は、40%は最低でも上乗せさせているエビデンスをご紹介しました。

今回のCDCのレポートもこれと同じ手法が使われています

このレポートによると、12-17歳の新型コロナウイルス感染(とされる)入院数は、2021年1月初旬で10万人あたり2.1人の入院数でした。

これが3月には、0.6人まで減少していたのが、4月に入って 1.3人に上昇傾向にあるといいます(この数字だけでも、キャンペーンをはるには苦しすぎる(^_−)−☆)。

この CDCのデータをよく観察すると、かなり無理をしてアジェンダに沿わせていることが明確になります。

まず、今回のデータ収集の最終日である2021年4月24日は、入院数のピークであって、それ以降は急激に入院数が低下しています。

そして、このデータ収集の時期には、全ての年齢層で入院数が増加しています。

遺伝子注射接種率の高い65歳以上の人たちも入院数が増加しています。