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>>7986

これは慢性期脳梗塞主要項目未達の際に投稿した内容です(一部読みやすいように修正をしましたが)。


「SB623の効果を確認する必要があるのに、運動機能の伸びしろがある方が入れば、コントロール群の数値が伸び、逆に投与群の数値が伸びない現象もあり得ますね。

アメリカは日本と違い理学療法士はDr.に近い存在で社会的地位もかなり高いです。

日本は最短3年ですが、アメリカは6年で免許授与。アメリカは独立してクリニックを立ち上げられますが、日本は無理といったレベル差があります。

脳卒中の治療は評価に基づいて細やかなハンドリングという熟練された手技により、制御出来なくなった運動を修正する必要があるため、セラピストの技術によってもかなり差がでます。

日本ではセラピストは選ぶことが出来ませんし、払うお金も均一です。

しかしアメリカでは高額の報酬を払えば、理学療法士が経営するクリニックなどで質の良いセラピストのリハビリを受ける事が可能です。

もしもそういうコントロール群の患者さんが有名なクリニックのセラピストにみっちり訓練を受ければ、FMMSの点数もそれなりにアップするのではないでしょうか。

しかも特に1年以内の患者さんなら点数は更に上がりやすいはずです。

逆に投与群の患者さんがリハビリを受けずに過ごされたり、質の悪いリハビリを受けていたら益々差は縮まりますね。

これはサンバイオの誤算であったように思います。

次回治験デザインのやり直しがあるのであれば、治験の間だけはせめてリハビリに関して考慮するか、それが難しければ慢性期とはいえソニアさんの様に2年ほど経過し状態が更に固定化した方に対して行うなどの対策が必要かもしれませんね。

私も現場感覚で慢性期ノットイコール6ヶ月のような気がします。

ただサンバイオはそれでも大丈夫と思って勝負にいったのだと思いますがf^_^;

まぁ、これは今後データから明らかになってくることでしょうね。」


今回の慢性期脳梗塞フェーズ2bにおけるリハビリの条件はどうなっているのか、分かる方がおられれば是非教えて欲しいです^ ^