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>>15667

Parian様

私見ですが、銀行借り入れについては、投資家として心配しなくてよいかと思います。
コミットメントラインの枠空きを20億円程度利用することは、現時点では十分可能なはずです。期間三年で半年据え置き、その後元金均等返済。ケアネット株式売却代わり金20億円は温存する。この辺りが妥当でしょう。

その後コミットメントライン枠空きが使えなくなった時どうするか?約定返済分折り返し資金ということで、期間2~3年で約定返済条件で都度申請であれば、銀行はパイプライン進捗状況、上市計画を見ながら、弾力的に承認するとみます。極度貸は出来なくても、個別審査はできます。

バイオベンチャー企業宛、信用貸付をする場合、メガバンクであれば、多分営業本部的な部署が直接の窓口となり、融資審査部が申請の可否を判断する。但し、サンバイオのような企業は、別専門部署によるダブルチェックで当社実態調査を行っているはずです。そこで、ゴーサインが出ているので、これだけのコミットメントラインが許容されているはずです。改めて当該部署のダブルチェックもあるでしょう。

銀行が嫌がるのは、当初よりも赤字が拡大して、後ろ向き資金が、返済原資の十分な説明なく、場当たり的説明で申出される場合です。以前の説明と一貫性がなく、説明がコロコロ変わると警戒されます。サンバイオは、他のバイオベンチャーと比較すれば、銀行取引については、丁寧にやっていると見ます。何故、当初計画が外れたのか、そしてそれを踏まえて今後こういう経営計画策定により、返済懸念先ずなしの融資になるかを、きちんと説明できることが最低限必要です。そういう能力は充分有ると思います。

それと、大赤字企業のままでは、金融庁検査で分類されるのを銀行が嫌がる、という指摘もあるかもしれません。しかし、新型コロナ下、これを杓子定規にやれば、東証一部上場企業でも持ちません。銀行も、金融庁もその辺は考慮せざるを得ないでしょう。