投稿一覧に戻る 2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板 12194 hap***** 2020年9月20日 21:25 >>12192 日本では、F351は糖尿病による腎線維症かなと思います。 ・患者数の多さ ・効果的な治療薬の有無 ・競合する薬の有無 ・臨床試験の行い易さ などを念頭に考えてみました。 以下、順番に感想程度ですが、、 ①B型肝炎は、ご指摘のように既に治療薬もあり、日本の患者さんは今後増えることはないので、考えにくいと思います。 ②NASHは、日本では患者さんは多くなく、肝臓の線維化や癌化まで悪化する人は少ないのではないでしょうか? 治療は、NASHによる肝線維化を防ぐ薬はないですが、肝臓の脂肪化を防ぐ薬(糖尿病や高脂血症の薬)で対応可能かと思います。 なので日本でNASHの抗線維化薬の必要性は、今はまだ高くないのではないでしょうか? ③糖尿病による腎症を経て腎不全まで悪化する人は、糖尿病の治療をきちんとすれば、その割合は少ないと思います。 ただ治療が十分でないとある時期から悪化(腎機能の低下 線維化)のスピードが速いと言われ、治療が難しくなるようです。 また糖尿病になる人は、今も増加傾向なので、腎線維症の治療薬が必要となる人は一定数は存在することになると思います。 よって抗線維化薬のニーズは低くないと思いますし、もちろん抗線維化の競合薬はありません。 臨床試験で腎臓の生検が必要なら難易度があがります。血液、尿と腎臓の画像検査などで済むなら負担が少ないですよね。 ④肺線維症は、患者数は多くなく競合薬も複数あるので、考えにくいです。 以上、患者数や病気の傾向を文献などで調べたわけではないので、その程度の推測ですが、 日本ではNASHよりも糖尿病による腎線維化の試験を進めていくのではないかと思います。 ・米国は? 米国はNASHの患者さんも多そうで、 提携を希望する製薬会社も、NASH治療のライバル会社を意識してNASHでいくのではないでしょうか? そうなると米国はNASH、日本は腎臓と異なる病気で進めることになってしまいますが、この辺のところはわかりません。 返信する そう思う40 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
hap***** 2020年9月20日 21:25
>>12192
日本では、F351は糖尿病による腎線維症かなと思います。
・患者数の多さ
・効果的な治療薬の有無
・競合する薬の有無
・臨床試験の行い易さ
などを念頭に考えてみました。
以下、順番に感想程度ですが、、
①B型肝炎は、ご指摘のように既に治療薬もあり、日本の患者さんは今後増えることはないので、考えにくいと思います。
②NASHは、日本では患者さんは多くなく、肝臓の線維化や癌化まで悪化する人は少ないのではないでしょうか?
治療は、NASHによる肝線維化を防ぐ薬はないですが、肝臓の脂肪化を防ぐ薬(糖尿病や高脂血症の薬)で対応可能かと思います。
なので日本でNASHの抗線維化薬の必要性は、今はまだ高くないのではないでしょうか?
③糖尿病による腎症を経て腎不全まで悪化する人は、糖尿病の治療をきちんとすれば、その割合は少ないと思います。
ただ治療が十分でないとある時期から悪化(腎機能の低下 線維化)のスピードが速いと言われ、治療が難しくなるようです。
また糖尿病になる人は、今も増加傾向なので、腎線維症の治療薬が必要となる人は一定数は存在することになると思います。
よって抗線維化薬のニーズは低くないと思いますし、もちろん抗線維化の競合薬はありません。
臨床試験で腎臓の生検が必要なら難易度があがります。血液、尿と腎臓の画像検査などで済むなら負担が少ないですよね。
④肺線維症は、患者数は多くなく競合薬も複数あるので、考えにくいです。
以上、患者数や病気の傾向を文献などで調べたわけではないので、その程度の推測ですが、
日本ではNASHよりも糖尿病による腎線維化の試験を進めていくのではないかと思います。
・米国は?
米国はNASHの患者さんも多そうで、
提携を希望する製薬会社も、NASH治療のライバル会社を意識してNASHでいくのではないでしょうか?
そうなると米国はNASH、日本は腎臓と異なる病気で進めることになってしまいますが、この辺のところはわかりません。