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一匙の胡椒の掲示板

ウインドリバーは2019年2月22日、東京都内で記者説明会を開き、自動運転技術やコネクテッド技術を搭載した次世代自動車向けに、エッジからクラウドまでカバーするソフトウェア製品群「Chassis」について発表した。

 同製品群には、リアルタイムOS(RTOS)やLinux、AUTOSAR Adaptive Platform向けソフトウェアサービススタック、無線ネットワークによるアップデート(OTA:Over-The-Air)やソフトウェアライフサイクルを管理するソリューションの他、ECU(電子制御ユニット)向けのハイパーバイザーなどが含まれる。今回、インフラやデータセンター向けの仮想化ソフトウェアプラットフォーム「Titanium Cloud」も同製品群に統合した。

 これにより、次世代自動車のE/E(電気電子)アーキテクチャに求められるECUの統合を実現するとともに、車載ソフトウェアのOTAまで同社の製品群でカバーする。Chassisは現在、自動車メーカーやサプライヤーに試験的に提供され始めている。