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私と経済の掲示板

NY商品、原油が反発 値ごろ感の買いで 金は反落

19日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の2023年1月物は前週末比0.90ドル(1.2%)高の1バレル75.19ドルで取引を終えた。足元で相場下落が続いた反動で、値ごろ感による買いが優勢となった。

欧米の中央銀行による利上げが長期化し、景気を冷やすとの懸念から前週末にかけて原油先物は大きく下げていた。原油需要の停滞への警戒感は強く相場は下げに転じる場面もあったが、値ごろ感からの買いが入りやすかった。

中国政府による景気刺激策への期待も相場を支えた。中国では新型コロナウイルスの感染拡大が続いているとされる。だが、前週には23年の経済運営方針を決める中央経済工作会議が開かれた。中国当局は近く景気刺激策を打ち出し、原油需要を支えるとの見方が強い。

ニューヨーク金先物相場は小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である23年2月物は前週末比2.5ドル(0.1%)安の1トロイオンス1797.7ドルで終えた。米長期金利が上昇し、金利の付かない資産である金先物の投資妙味が薄れるとの見方から売りがやや優勢となった。