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私と経済の掲示板

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都外から都心に足を運んだ人も多かった。KDDIが同意を得て取得した位置情報データを分析したところ、19~20日に東京・銀座を訪れた人の3分の1は東京都外の住民で、3月以来の水準に回復した。

10月1日に政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に東京発着が加われば、都内を訪れる人はさらに増える可能性がある。東京スカイツリー(東京・墨田)の連休中の来場者数は昨年9月の連休の9割の水準まで回復。21~22日は営業開始前から来場客が並び、開場を約20分早めたほどだった。

懸念されるのが感染拡大リスクだ。関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は「1~2週間後の感染者の動向が気がかりだ」と話す。国内では3月下旬の3連休に花見目的などで街に出る人が増え、その後の感染拡大につながったとされる。

勝田教授は、敬老の日を含む連休中は高齢者を交えた会食が増えたとみて、「『夜の街』を基点に若者を中心としたクラスターが発生した状況と異なり、高齢者の感染が増える可能性がある」と指摘。感染や重症化を防ぐために引き続きマスクが有効だとしたうえで「今後も旅行先などでは『3密』を回避した上で楽しむなどの工夫が必要だ」と訴えている。