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裁定取引の現物株買い残、2年9カ月ぶり低水準 14日時点
2019/6/19 17:20

東京証券取引所が19日発表した14日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高(期近・期先合計)は2週ぶりに減少した。金額ベースでは前の週に比べて3501億円減の5425億円だった。買い残高は16年9月23日時点(5201億円)以来ほぼ2年9カ月ぶりの低水準だった。アジア株安などを受けてリスク回避姿勢を強めた海外投資家などが株価指数先物に売りを出したとみられる。先物が先行して下げた局面で、現物株買い・先物売りとなっている「裁定買い」の持ち高解消が進んだようだ。

市場では「日経平均先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだテクニカルな要因もある」(東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト)との声が聞かれた。

この週(10~14日)の日経平均株価は企業の自社株買いに支えられたとみられ、232円(1.1%)上昇した。

現物株の裁定売り残高は5週ぶりに減少した。売り残高は前の週に比べ984億円減の6965億円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕