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私と経済の掲示板

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債券11時 長期金利、マイナス0.285%に上昇 高値警戒感で売り

4日午前の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.005%高い(価格は安い)マイナス0.285%で推移している。米景気の悪化懸念や英国政治の先行き不透明感を背景に朝方は買いが先行した。その後、高値警戒感から売りが優勢となりマイナス0.280%まで上昇したが、先行きの金利低下傾向は続くとの見方から、下値では押し目買いが入った。

4日午前に日銀の黒田東彦総裁が都内のイベントで、片岡剛士審議委員が函館市の金融経済懇談会でそれぞれあいさつしたが、相場の材料にはならなかった。

新発30年物国債利回りは同横ばいの0.115%で推移している。朝方は先行き不透明感から買いが先行し、0.095%と2016年7月以来の水準に低下する場面があった。しかし5日の30年債入札を前に持ち高調整の売りが出た。新発20年物国債の利回りは同0.010%高い0.035%で推移している。朝方は一時0.015%に低下していた。

先物相場は続伸した。中心限月の9月物は前日比3銭高い155円25銭で午前の取引を終えた。一時155円38銭まで上げ幅を広げたが、高値では利益確定の売りが出た。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕