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私と経済の掲示板

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英議会はもともと9月下旬~10月上旬は主要政党の党大会の時期にあたるため、休会の予定だった。野党勢力は9月中に「合意なき離脱」阻止法案の成立に向けた道筋をつけ、強硬離脱をやめさせる計画を描いていた。

新たな日程では10月14日の女王演説で英議会が再開する。21、22日のいずれかにはこの演説の採決が実施される。これとは別に、17~18日には英国の離脱について協議するEU首脳会議が予定されている。英議会で離脱を巡り、議論する時間は極めて限られそうだ。

首相官邸側は「反対派封じ」との見方を否定する。「10月31日までEU離脱に関する議論をする時間はある」との立場を維持する。ジョンソン氏は28日の声明で「警察官の増員や国民医療制度(NHS)への投資など国民の優先事項を果たすには、新しい会期が必要だ」と、新たな議会日程を決めた理由を説明した。

自由民主党など70人以上の野党議員や弁護士らでつくるグループは、スコットランドの民事裁判所に議会閉会構想が「違法」だとの訴えを起こしている。9月6日に事情聴取が行われるが、裁判所の判断より前に閉会に突入する可能性もある。