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放置トレーダーの憩いの場の掲示板

NY円、横ばい 1ドル=109円65~75銭で終了 ドル売り波及も伸び悩む

24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいとなり、前日と同じ1ドル=109円65~75銭で取引を終えた。主要国の株高などを背景に流動性が高く、リスク回避時に買われやすいドルが対ユーロなどで売られ、円は上げる場面があった。ドルと同様に低リスク通貨とされる円には売りも出て、伸び悩んだ。

米株式市場でダウ工業株30種平均が3日続伸し、ナスダック総合株価指数は連日で過去最高値を更新した。日独英の株式相場も上昇した。投資家が運用リスクを取りやすい地合いのなか、ユーロや英ポンドなどが対ドルで上昇し、円にも買いが波及した。

円の上値は重かった。米長期金利上昇で日米金利差が拡大し、円売りを誘った。27日に開かれる国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を見極めたいとして売買を手控える参加者も多かった。

この日の円の高値は109円42銭、安値は109円75銭だった。

円は対ユーロで3日続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=128円90銭~129円00銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0010ドル高い1ユーロ=1.1750~60ドルで終えた。ドイツの4~6月期の実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正された。ユーロは前週末に昨年11月以来のユーロ安・ドル高水準を付けており、利益確定や持ち高調整の買い戻しも続いた。

ユーロの高値は1.1765ドル、安値は1.1735ドルだった。