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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「花筏(はないかだ)」

「哲学の道」の北の端を西に下がると「ポリボックス」がある。その建物の真裏に、2メートル幅ぐらいの川が流れている。そこに小さな堰(せき)があって、流れが緩いと、そこに「花筏」が出来る。3日前、まだ桜が開花したばっかりで、花びらは落ちないし「花筏」は出来てないだろうと思いながら覗いたら、しっかり出来ていた。少し風の日があったかなと思う。「花筏」では、プレバトの東国原英夫の句を毎回思いだす。

 「野良犬の 吠える沼尻 花筏」

「野良犬が沼に向かって吠えている。花筏の下に何かいるのだろうか」と想像できる。野良犬だけに不気味でもある。私は視点が変わっていて、とてもいい句だと思っている。これは番組内の第1回「俳桜戦」で優勝した。

 嵐山の遊歩道と川の間に長い雑草がはえていて、中堅の野良犬が5匹ウロウロ見え隠れしているのを見た時は不気味だった。最近4~5日まえに行った時は、雑草がすっかり刈られ、見とうしが良くなっていた。野犬もいなかった。

 プレバトの俳句が教科書の副教材に載る事が決定。一般の人は買えないが。梅沢富美男、キスマイ横尾、皆藤(かいとう)愛子の3人。皆藤愛子は絶対これだと思った。私の好きな句だもの。

(梅沢)お題「スケートリンク」
   銀盤の 弧の凍りゆく 明けの星
※スケートの弧が形を残したまま、凍る。リンクは夜明けの星を描いたまま。

(横尾)お題「ピアノ」
   休暇明 アルトのビブラート太し
※休暇後のコーラス部か。「太し」の一語に休暇中の成果が読み取れる。

〈皆藤)お題「駅弁売り場」
   右肩に 枯野の冷気 7号車
※列車の窓側の肩に冷気。枯野の荒涼とした情景も広がる。