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28日のニューヨーク外国為替市場でのドル円は、米10年債利回りが1.45%台から1.48%台へ反発したことで114円台後半で堅調に推移した。ユーロドルは、米10年債利回りが、1.48%台へ反発したことで1.13ドル台前半で軟調に推移した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、年末・年始のドル需要や米系企業のレパトリエーション(国外滞留資金の本国環流)などで底堅い展開が予想されるものの、年末の薄商いの中で115.00円のドル売りオーダーと本日のNYカットオプションが上値を抑える展開が予想される。
ドル円の注文状況は、上値には、115.00円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、本日のNYカットオプション、115.10円超えにはストップロス、115.50円にはドル売りオーダーが控えている。下値には、114.50円に本日のNYカットオプション、114.00-30円に断続的にドル買いオーダーが控えている。
ドル円の上値を抑える地政学リスクとしては、極東での、米国と中国の台湾海峡やウイグルを巡る対立の激化、東ヨーロッパでは、ウクライナを巡る北大西洋条約機構(NATO)とロシアとの対立激化、そして、中東では、ミサイル開発を巡るサウジアラビアとイランの対立が挙げられる。ウクライナ情勢に関しては、来月10日に米国とロシアと協議、12日にNATOとロシアとの協議が予定されており、協議の結果を待つ展開となる。
テクニカル分析の一目均衡表では、基本数値「聖なる数」として「26」が重要視されている。地球の赤道が26日間で一回転する自然の摂理が、相場も支配しているとの見立てらしい。ドル円は、10月20日に114.70円の高値を付け、112.73円まで反落した後、26日後に年初来高値115.52円を示現した。その後、112.53円まで反落した後、26日後の本日12月29日に114円台後半まで反発している。2021年の高値圏(114.70円・115.52円・114円台後半)に到達した日柄は、26日間の間隔により、「変化日」と見なされる。変化日とは、第一義的には、トレンドが変化する日であり、第二義的には、変化しなければ、トレンドが加速する日とされる。すなわち、ドル円は本日、上昇トレンドから反落して、リバーサル・パターン(反転)としてのヘッド・アンド・ショルダー(114.70円・115.52円・114.95円)を完成させる可能性、もし反落しなければ、コンティニュエーション・パターン(保ち合い)で上昇トレンドを加速させる日となる。
遅行スパンは、26日前の11月24日の終値が115.43円なので、逆転したままの可能性が高い。
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