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〔東京外為〕ドル、114円台後半=想定内の米CPIで調整売り(13日午前9時)
9:03 配信

 13日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、昨年12月の米消費者物価指数(CPI)が想定内の結果となったことを受けて調整売りが強まり、1ドル=114円台後半に下落している。午前9時現在、114円67~68銭と前日(午後5時、115円40~40銭)比73銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間は115円30~40銭前後でもみ合った後、米国時間に入って下落した。米CPIは前年同月比7.0%上昇。1982年6月以来39年半ぶりの高水準となったが、「ほぼ想定内の結果と受け止められ、むしろ調整的なドル売り・円買いが優勢になった」(FX業者)とされ、一時114円30銭台に下落。終盤は114円60銭台に戻し、東京時間の早朝も同水準で推移している。
 市場関係者は「このところFRBが急速にタカ派色を強め、インフレを過度に警戒するムードになっており、想定内のCPIでむしろ警戒感は後退する格好になった」(大手邦銀)と指摘する。東京時間は「なお上値は重い」(同)ものの、「いったん売りは一巡しており、114円台後半の値固め局面になるのではないか」(同)とみられる。
 ユーロは対円で小高い。対ドルは上昇。全般的なドル売りでユーロドルの上昇が目立っている。午前9時現在、1ユーロ=131円17~17銭(前日午後5時、131円07~08銭)、対ドルでは1.1439~1439ドル(同1.1357~1361ドル)。

時事通信