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 27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4日続落。終値は1.1145ドルと前営業日NY終値(1.1240ドル)と比べて0.0095ドル程度のユーロ安水準だった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では3月利上げの可能性が示唆され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見では金融引き締めに前向きな姿勢が示された。また、この日発表の10−12月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率6.9%増と予想の5.5%増を上回ったことから、全般ドル買いが入りやすい地合いとなった。0時30分過ぎに一時1.1132ドルと2020年6月2日以来約1年8カ月ぶりの安値を付けた。その後の戻りも1.1162ドル付近にとどまった。
 市場では「重要なサポートとして意識されていた昨年11月24日の安値1.1186ドルを下抜けたことで、テクニカル的に売りが出やすかった」との声も聞かれた。

 ドル円は続伸。終値は115.37円と前営業日NY終値(114.64円)と比べて73銭程度のドル高水準だった。FRBの積極的な金融引き締め観測を背景にドル買いが優勢となった。2時前に一時115.49円と11日以来の高値を付けた。市場では「インフレが悪化すれば、FRBのさらなる行動につながる可能性があるため、ドルには上値余地が残っている」との声が聞かれた。

 ユーロ円は反落。終値は128.60円と前営業日NY終値(128.86円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。20時前に一時128.96円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値129.02円を前に失速。4時30分前には128.33円と日通し安値を更新した。一時は600ドル超上昇したダウ平均が下げに転じたことも相場の重し。

 オセアニア通貨は軟調だった。高く始まった米国株相場が下げに転じると、リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。全般ドル高が進んだ影響も受けて、豪ドル米ドルは一時0.7024米ドル、NZドル米ドルは0.6570米ドルまで下落した。また、豪ドル円は80.92円、NZドル円は75.73円付近まで値を下げた。

本日の参考レンジ
ドル円:114.48円 - 115.49円
ユーロドル:1.1132ドル - 1.1243ドル
ユーロ円:128.33円 - 129.02円